世界名「カルシス」
どこを見ても真っ白でなにも無い、 いわゆる虚空の世界。ここには虚空人及び色々な者たちが生活している。 虚空世界は銀河の様に広く、中に何人居るかは不明である。が、虚空に入ることが出来るのはそこで生まれ育った虚空人及び、その虚空人が連れ込んだ者や神だけであるため、さほど多くもないとか。 この世界の名前はカルシスだが、虚空世界と呼ばれることも多々。 そんなカルシスにルールという様な規則は無いが一つだけ、例え神であっても死んでも守らなければならない掟が1つだけ、それは…
"虚空世界の管理人を、 絶対に絶命させてはならない"
管理人、又は創設者__
虚空人の中で、この虚空自体を作ったものを管理人、創設者と呼んでいる。管理人は、虚空人が唯一することが出来ない"完璧に創造すること"が出来る。分類は虚空人なので、それ以外は虚空人と同じである。唯一言えるのは、虚空人が滅ぶとその虚空人が作り出した世界が消えると同様。管理人が消えることによって虚空世界その物も消えてしまうという事だ。
虚空人__
虚空人と言うのは、虚空により生み出された者のことを指す。 虚空人の特徴として、 ①1部感情の欠損。 ②体がどの種族よりも頑丈。 ③半年に1回、1ヶ月もの睡眠、又は脳処理。 大まかにこの3つが上げられる。
詳しく__ ①に関して、 虚空から生成された故に、1部の感情が生きていく中で虚空に振り切られてしまう。補足として、ごく稀にその感情を思い出すことも。 ②に関して、 虚空世界に住んでいるものは他の世界の管理者のような役割を得ている。管理者が亡くなればその世界も滅びてしまう。それを極力防ぐために、体はどの種族よりも強くなっている。また頑丈ではあるが、刀などで切られると以外と切れたりする。が、なんやかんやでくっつくから心配は無用らしい。 ③に関して、 ②で言ったように、虚空人は他の世界を管理するため、常に情報が頭に流れ込んでくる状態になる。そうなると、稀に脳処理を行わなければ記憶がパンクし、世界を忘れることになる。忘れてしまうと②程とはいかないが、世界が崩れ去ってしまうのだ。それを防ぐためにロボットで言う、いわゆるメンテナンスを行っている。
外来人︰人間__
虚空にとって外来人である人間は、虚空人によって連れてこられる。虚空に入ると同時に、極わずかであるが力が付与される。もし招かれ入ったとしても、虚空人は人間の脆さを知らない者もいる為、すぐ潰され虚空へと消えてしまう。虚空で生き残る方法として、虚空人の体の1部を取り込むことにより体が頑丈になることができる。なお、頑丈にはなるがあくまで取り込んだのは虚空人の1部。それこそ、虚空人に比べると普通に脆い。虚空に馴染むことができたからと言って、そこはなにも無い世界。精神的に息絶える者も。
神__
虚空にいる神は、外から来たものとそうでない者に分類される。分類はされるが、さほど大きな違いがある訳ではない。神にも様々な者がおり、その中にはなんでも吸収する者や、破壊神なども含まれる。神は、虚空の世界の中でも特殊な場所に住み着いており、虚空人や人間と毎日関わるようなことはまずない。偶に会話をする程度の関係性である。例外として、虚空を創造した者…管理人となら定期的に話をするらしい。 神自体はとても強いが、今彼らがいるのは虚空世界。彼ら自身も自由を求めここにいる為、ある物はまったり生き、またある物は人間の遊びに触れながら、皆それぞれ自由に生きている。
ヒト型__
ヒト型の奴らは、虚空人によって作り出された者である。虚空人もヒト型や物を創り出す時、なにかしら破損していることが多く、者によれば片目が無かったり、関節の接合部分が無く中に浮いているように見えることも。管理人の説明同様、管理人のみがヒト型を創る際完璧に創ることができる。 ヒト型は、それを作った虚空人がいなければ生きていけない。世界同様、崩れ去ってしまうのだ。






