風我
風我
風我
風我
風我
スタート
sm side
「ギルド」の存在はもともと知っていた。
俺が、ギルド「ワイテルズ」のメンバーに会ったのは、 あの日が初めてだった
いつも通り殴られているとき、 急にドアが開いた。
nakamu
きりやん
きんとき
nakamu
スマイル
誰かは分からないが、あいつから離れさせてくれるらしい。 なら一先ずついて行こう。 だけど…broooockは…?
シャークん
人として終わってる奴
シャークん
人として終わってる奴
(ちっか…)
きりやん
シャークん
あいつの首が切り落される。 解放、されたか…
きりやん
そうか…。ならbroooockは生きてる?
それならどこにいる?
nakamu
スマイル
スマイル
nakamu
スマイル
シャークん
そういえばそんなこと青いジャージ着てた人が言ってたな
きんとき
きりやん
スマイル
nakamu
シャークん
きりやん
きんとき
この人たちは、もう一人やられてたのがbroooockだとは知らないんだろう。
…兄弟ということも
nakamu
スマイル
きりやん
スマイル
シャークん
スマイル
シャークん
シャークん
しばらくシャークんが喋り、それが一区切りついたので俺はさっきから 言いたかったことを言っておいた。
スマイル
きりやん
きんとき
nakamu
シャークん
nakamu
スマイル
きりやん
スマイル
こうして、俺はギルド「ワイテルズ」の一員となった
スマイルが「ワイテルズ」に入ってから約2年後。
実は、ついさっき俺は、broooockの住所を突き止める、という偉業を成し遂げたのだ!!
nakamu
スマイル
すぐに準備をするスマイル
玄関を出るのを見送りながら俺は思う。
当たり前だとは分かっているが…
今みたいに、どんなに嬉しくても、良いことがあっても…。
スマイルは、
スマイルは…
俺らでは笑ってくれない
sm side
スマイル
broooock
声とと共に突き飛ばされた。
その声は…
broooock…⁉
そして視界に映ったのは、
broooockを撥ねる車、
撥ねられた先にあった電柱に頭をぶつけるbroooock、
そこから流れる大量の血。
スマイル
broooock
broooock
何で…何で…
何で俺の代わりに…broooockが…
スマイル
スマイル
broooock
broooock
broooock
守った?
何のことだ?
俺は…
…君を殺した
broooockを守れなかった
だが、それでもbroooockは、 俺がbroooockを守ったことがあると言うのだ。
そうだと言うのなら…
あの時だ。
所詮、
それは彼の勘違いなのに…
スマイル
スマイル
broooock
broooock
broooock
色が白くなっていく唇で、
それでも彼は言葉を紡いだ
broooock
ま、た…笑って…
それが…彼の最期の願いなら…
broooockを守れなかった、
俺としても…
彼の言う、"兄"としても
母さんが暴力振るう前のように、
父が亡くなる前のように、
無邪気に遊んでた時のように…
俺は、笑った
broooock
broooock
broooock
瞼が閉じられていく
涙が、彼の頬を伝っていった
スマイル
スマイル
途中で思考が止まった
携帯が震えたのだ
電話だ…
なんでこんな時に…
nakamu…
nakamu
nakamu
声をだそうとして、自分が 泣いていないということに気づいた
何故だろう
…会えたよ
最悪の形で
nakamu
きんとき
きんときも入って来た
スピーカーにすんな、バカかnakamu
スマイル
スマイル
きりやん
スマイル
スマイル
na,sh,kn,kr
スマイル
きりやん
………俺、かな
シャークん
きんとき
それはあまりにもいつも通りのやり取りでだった
スマイル
スマイル
スマイル
スマイル
nakamu
スマイル
シャークん
スマイル
シャークんのそれは紛れもない正しい答えで
俺のせいで
broooockが死んだと、言っていた
シャークん
え?
シャークん
シャークん
シャークん
シャークん
お前は何も悪くない
シャークん
ありがとう、そこまで考えてくれて
スマイル
broooockはもう居ない
それでも
支えてくれる人がいる
スマイル
スマイル
スマイル
nakamu
nakamu
俺らの前でも笑ってよ
そういえば、彼奴らの前では一度も笑っていないかもしれない
broooockの最期の願い
それは…
smile agein
スマイル
コメント
2件
泣きそうになりました! 感動感動!最高です!