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見慣れた少女がそこに立っていた

___やぁ、ミク

ミク

雷華……どうしたの?

「そろそろ帰らせてくれないかな」

ミク

___やっと、目を醒ましたんだね

東雲絵名

………?

…僕に記憶を必死に思い出させいたのは、君かい?

ミク

___いや、きっと私たちのオリジナルだと思うよ

暁山瑞希

オリジ、ナル…?

ミク

雷華、帰るには多分あそこ

そう言ってミクは一つの古い扉を指さした

馴染み深い年季の入った扉だった

暁山瑞希

…まって、雷華

何かな?

暁山瑞希

あのさ___

君の本当の名前は___?

東雲絵名

は?瑞希…何言って…

暁山瑞希

間違ってたらごめん…けど

暁山瑞希

君は人間じゃない、気がして…

暁山瑞希

うーん…何て言うんだろうな…

勘づいて居たのだろうか。

いつから___

……いいよ、教えてあげる

僕の名前は___

「初音ミク」だよ___

東雲絵名

……ちょっと待って、どゆこと…??

暁山瑞希

…そう、だったんだね

東雲絵名

ちょっ…本当に何の事?!

暁山瑞希

いや雷華さ、セカイから出れなかったし…それに

暁山瑞希

あの時ミクの言ってたこと…

…あぁ、『音』のこと?

ミク

それは___わずかな電子音…だね

暁山瑞希

……

ミク

…私達は…結局ただの『音』でしか無い……

東雲絵名

…それって……?

ミク

この世界には沢山の想いがあって、セカイもある…から

ミク

___あなたは別世界の初音ミク……なんだね

そこで沈黙が訪れた

だが___

…もういいかい?

沈黙を打ち破って行かなくてはならない

残された時間はあとわずかだから___

東雲絵名

……またねっ…!

暁山瑞希

また逢おうねーっ!

ミク

気をつけてね___

皆、ありがとう

そう言い残してドアノブに手を掛けた

カチャリ といい音が鳴った___

扉を開けた先には___懐かしい景色が待っていた

薄い照明の光に照らされた古い部屋

アンティークの雑貨が沢山並んでいる

大きな古時計が時を刻む下に___一人の少女。

茜色の髪の毛に、ルビーのような瞳

ミク

ただいま___雷華

柏木雷華

___っ

ミク

助けに来たよ

その少女は真っ直ぐとこちらを見た

怒ったような、悲しいような顔をしている

僕の歌声を初めて褒めてくれた人___

僕の大好きな___柏木雷華。

喧嘩もしたけど、僕の親友であり___

___かつて僕を別のセカイに転送させた、僕の主様。

柏木雷華

…ミク……

ミク

間に合った…かな

もっと早くこの気持ちを伝えれば良かったのに。

ミク

…雷華___一緒に歌おう、もう一度

柏木雷華

……!

この世界は、柏木雷華の想いが作り出したセカイに過ぎない

この場所の時を刻むのは、僕じゃない___

一度突き放したものは、そう簡単には戻らない。

しかし、必ず戻すことは出来るのだ。

___僕と雷華のように。

主でーす

こんにちは、主です

主でーす

ここまで読んでくださり、ありがとうございました!

主でーす

終わり方がかなり複雑だったかもしれませんがお許し下さい…

ミク

分かんなかった方はコメントして下さい

ミク

主が頑張って解説します…!!

主でーす

あと、後日談やキャラ設定も出そうと思ってます

主でーす

暫くお待ち下さい

主でーす

それと、番外編についてですが…

主でーす

このノベルの累計いいねが1,0000行ったら…とか

主でーす

……にします(不満欲求)

ミク

ぜひポチポチ押して下さいね

主でーす

それではまた逢う日まで👋🏻

Untitledのその先へ___

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