痛無 鈴
渡我 被身子
痛無 鈴
彼女の右脇腹狙って入れた蹴りは
数cmを残して避けられる
渡我 被身子
渡我 被身子
渡我 被身子
痛無 鈴
痛無 鈴
渡我 被身子
渡我 被身子
爆豪 勝己
爆豪 勝己
渡我 被身子
渡我 被身子
爆豪 勝己
爆豪 勝己
麗日 お茶子
麗日 お茶子
彼女の個性で宙に浮いていた
決め台詞と共に、一気に落下する
痛無 鈴
上部背後目掛けて
蹴りの体勢に入る
渡我 被身子
渡我 被身子
微動だにせず、 淡々と語る彼女
痛無 鈴
渡我 被身子
痛無 鈴
心が揺れる
体勢が崩れた
麗日 お茶子
痛無 鈴
爆豪 勝己
痛無 鈴
彼が間一髪 私を受け止めてくれたらしい
痛無 鈴
爆豪 勝己
痛無 鈴
痛無 鈴
麗日 お茶子
痛無 鈴
麗日 お茶子
渡我 被身子
渡我 被身子
渡我 被身子
爆豪 勝己
かつきくんを、じっと見る
爆豪 勝己
渡我 被身子
渡我 被身子
痛無 鈴
爆豪 勝己
痛無 鈴
どこに仕込んでいたのか
彼女の右手から2本、左手から3本
計5本のナイフが彼目掛けて飛ぶ
爆豪 勝己
爆豪 勝己
が、彼の個性によってナイフが壊れ、落ちる
爆豪 勝己
痛無 鈴
彼女目掛けて走る
痛無 鈴
渡我 被身子
ザシュッ…
痛無 鈴
麗日 お茶子
爆豪 勝己
中量の血が飛び散る
ナイフは全て落とした筈だ
なぜ
彼の腹部に、ナイフが刺さっている…?
痛無 鈴
渡我 被身子
渡我 被身子
渡我 被身子
渡我 被身子
爆豪 勝己
少量の血を吐く
渡我 被身子
渡我 被身子
麗日 お茶子
痛無 鈴
蘇る
前に、私のせいで死んだ大切な人
また
私の
、
私のせいで
痛無 鈴
痛無 鈴
痛無 鈴
爆豪 勝己
爆豪 勝己
爆豪 勝己
爆豪 勝己
痛無 鈴
痛無 鈴
渡我 被身子
渡我 被身子
爆豪 勝己
次は、右手にナイフをしっかり握りしめ
彼を殺す勢いで走る彼女
痛無 鈴
渡我 被身子
痛無 鈴
痛無 鈴
痛無 鈴
渡我 被身子
彼女が足を止める
痛無 鈴
彼が壊したボロボロのナイフを 右手で持ち
左腕に当て
麗日 お茶子
麗日 お茶子
目一杯力を入れて切る
痛無 鈴
爆豪 勝己
爆豪 勝己
痛みはない
ただ、自分で自分を切る行為が
あまりにも怖い
痛無 鈴
痛無 鈴
痛無 鈴
痛無 鈴
渡我 被身子
ゆっくりとこちらへ歩み寄る
腰には、血を入れる用の 小さな瓶がぶら下がっている
麗日 お茶子
もう一度、腕を切る
ボタボタと、血が流れている
痛無 鈴
痛無 鈴
痛無 鈴
痛無 鈴
痛無 鈴
渡我 被身子
渡我 被身子
渡我 被身子
彼女が私の首を掴み
押し倒そうとする
爆豪 勝己
彼が体全部で彼女に体当たりし、 よろけた
渡我 被身子
爆豪 勝己
麗日 お茶子
痛無 鈴
体が浮き、3人から離れる
痛無 鈴
爆豪 勝己
爆豪 勝己
爆豪 勝己
麗日 お茶子
麗日 お茶子
痛無 鈴
爆豪 勝己
痛無 鈴
爆豪 勝己
今はただ、その言葉を
信じることしか出来なかった