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瑠々
本編スタート
春千夜
お前なんで泣いてんだよ
瑠々
え？なんで
竜胆
瑠々！？
瑠々
竜胆さん…
春千夜
あいつになんかしたか？
竜胆
するわけねぇだろ
瑠々
(涙を拭く)
春千夜
どうかしたのか？
クソ谷(あいつら)がなんかしたとか
クソ谷(あいつら)がなんかしたとか
瑠々
分かりません
なんで泣いているのかすらも
なんで泣いているのかすらも
瑠々
もう大丈夫です
薬ならいつもの場所に
薬ならいつもの場所に
春千夜
お、おう
(ヤクを取って部屋から出る)
(ヤクを取って部屋から出る)
竜胆
…
瑠々
…(あ～あ、泣いちゃった
ろくでもない人間が)
ろくでもない人間が)
竜胆
瑠々
瑠々
？
竜胆
お前本当は
寂しかったんじゃないのか
寂しかったんじゃないのか
瑠々
！
竜胆
あの時あぁやって言ったのは
悪いと思ってる、でも
あぁやって言ったのは
瑠々の為で
悪いと思ってる、でも
あぁやって言ったのは
瑠々の為で
瑠々
今更言ったって
竜胆
？
瑠々
心配しないで
私はあなたを信用
したりなんかしない
私はあなたを信用
したりなんかしない
竜胆
ｯｯ
瑠々
代わりにどんな痛い目を見ても
春千夜を信じるそれが全て
春千夜を信じるそれが全て
竜胆
…
瑠々
点滴済ますので、
腕出してください
腕出してください
竜胆
あ、うん
蘭
竜胆～
竜胆
兄ちゃん
瑠々
…(点滴の準備中)
蘭
何か言ったの？ﾎﾞｿｯ
竜胆
いや、ﾎﾞｿｯ
瑠々
聞こえてますよ
竜胆
Σ(・∀・)
蘭
Σ(・∀・)
瑠々
点滴しますよ
あと一時間ぐらい経ったら
もう動いて大丈夫です
あと一時間ぐらい経ったら
もう動いて大丈夫です
瑠々
終わりです
少し開けるので
変なことしないで下さいね
少し開けるので
変なことしないで下さいね
蘭
は～い
マイキー
ｽｩ ｽｩ
瑠々
…(大丈夫そうだな)
マイキー
…(起きた)
瑠々
あ、起きた
だいぶ寝てましたけど
だいぶ寝てましたけど
マイキー
うん
瑠々
…いつでも言って下さいね
マイキー
わかった
瑠々
ﾆｺｯ
マイキー
！
瑠々
…
蘭
瑠々
瑠々
はい？
蘭
あのさ…
瑠々
…
蘭
あのぬいぐるみって
まだ持ってるの？
まだ持ってるの？
瑠々
…持ってるけど
それがなに？
それがなに？
蘭
いや、だいぶ古いから
新しいの買ってあげようかなって
新しいの買ってあげようかなって
瑠々
！
竜胆
うんって言った方が良いぞ
兄ちゃん無理矢理でも
選ばせるから
兄ちゃん無理矢理でも
選ばせるから
瑠々
…うん
蘭
ﾆｺｯ
ﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙﾌﾟﾙﾙﾙﾙﾙ
瑠々
はい医務室
ココ
侵入者にだいぶ攻められてる
そっちからも応援頼む！(電話越し)
そっちからも応援頼む！(電話越し)
瑠々
了解
瑠々
竜胆さんと蘭さんは
蘭
行く
竜胆
俺も
瑠々
…早くしてくださいね
ココ
来たか！
瑠々
状況は？
ココ
少なくとも他の奴らは
連れてかれた
連れてかれた
瑠々
…！
竜胆
どうした
瑠々
モロ！
全員呼んで！
全員呼んで！
モロ
ｱｵｫｫｫﾝ
蘭
！
瑠々
ユウは蘭と行動して
ユウ
(うなずく)
瑠々
(匂いからして
3人いや4人)
3人いや4人)
瑠々
ﾊｧ ﾊｧ
モロ
ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ
レオ
ｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞｳﾞ
瑠々
やっぱりお前か、瀬那
瀬那
俺だけじゃ無いよ
瑠々
ﾄﾞｸﾝな、なんで
竜胆
瑠々？
蘭
？
ココ
？
瑠々
3人がそっちに
瑠璃
…
勢
…
野良
…
まるで3人は 感情の無いように見えた
瀬那
大変だったんだよ
絆を結ぶの
特にこの子はね
絆を結ぶの
特にこの子はね
瑠璃
…
瀬那
忠誠心が強かった
(瑠璃の髪に触る)
(瑠璃の髪に触る)
瑠々
お前その汚い手で
瑠璃に触るな…(怒)
瑠璃に触るな…(怒)
蘭
ヤバ
竜胆
怒ってる
瑠々
(落ち着け落ち着け
感情的になるな
そうすれば相手の思うツボだ)
感情的になるな
そうすれば相手の思うツボだ)
瑠々
瑠璃！
ルナ
アンッ
瑠璃
ﾋﾟｸｯ
瑠々
野良！勢！
ルカ
ワンッ
ココナ
アンッ
野良
ﾋﾟｸｯ
勢
…ｯ
瑠々
皆を返せ
瀬那
嫌だね
瑠々
…(なぜこっちに来ない
まるで動かなくても
良いと言うほどの余裕)
まるで動かなくても
良いと言うほどの余裕)
瑠々
まさか
瀬那
そのまさか♡
瑠々
皆逃げt(倒れる)
蘭
瑠々！
竜胆
瑠々！
ココ
ガスか…
瀬那
ﾆﾔｯ
竜胆
くそ…
蘭
うっ
瑠々
？ここは
瑠々
暗い、怖いよ
瑠々
あ、そっか
捨てちゃったんだ
捨てちゃったんだ
瑠々
大切な物も…
お兄ちゃんも…
お兄ちゃんも…
瑠々
ﾊｯ
竜胆
瑠々！
蘭
怪我は
瑠々
無いけど
それより、ここは？
それより、ここは？
瀬那
あ、起きた
瑠々
お前…
瀬那
起こらないでよー
せっかく良いもの
見せようとしたのにさ～
せっかく良いもの
見せようとしたのにさ～
瑠々
良いもの？
瀬那
そう、お前の大切な人がゆっくり
殺されていく様をさ
殺されていく様をさ
瑠々
！
瀬那
でも、良いよね
もう関係無いんでしょ
もう関係無いんでしょ
蘭
瑠々、
竜胆
瑠々、
瑠々
あ、(怯えながら蘭と竜胆を見る)
瀬那
アッハハハハ！
そう、それ、その顔が見たかった！
怯えながら震えているのをさ！
そう、それ、その顔が見たかった！
怯えながら震えているのをさ！
竜胆
お前！
瀬那
おっと怖い怖い
他の奴らも居るんだからさ
変に抗った方がヤバいんしゃない？
他の奴らも居るんだからさ
変に抗った方がヤバいんしゃない？
瑠々
(考えろ考えろ考えろ！
どうする、どうすれば)
どうする、どうすれば)
瑠々
瑠璃！
瑠璃
…
野良
…
瑠々
(モロ達は呼んでも
この場所じゃ戦えない)
この場所じゃ戦えない)
瑠々
(これじゃ…駄目だ
思考を止めるな脳ミソを回せ！)
思考を止めるな脳ミソを回せ！)
瑠々
お願い…
起きてよ！
起きてよ！
勢
…
瀬那
無駄だよ
皆とは絆で繋がってるんだから
皆とは絆で繋がってるんだから
瑠々
絆？これの何処が絆なんだよ！
洗脳して、自分の思い通りに
動ければ絆って言うわけないだろ！
洗脳して、自分の思い通りに
動ければ絆って言うわけないだろ！
瀬那
うるさいな
(瑠々を蹴る)
(瑠々を蹴る)
瑠々
！ｶﾞﾊｯ(壁にあたる)
竜胆
瑠々！
蘭
瑠々！
瑠々
ｺﾞﾎｯ
瀬那
もういいよお前は
僕と絆を繋ごう
僕と絆を繋ごう
瑠々
ｺﾞﾎｯｺﾞﾎｯｺﾞﾎ
瀬那
さぁ、こっちを見て
(瑠々の顔を掴んで目を合わせる)
(瑠々の顔を掴んで目を合わせる)
瑠々
！
瀬那
さぁ、絆を結ぼう
瑠々
ﾊﾞﾀﾝｯ(倒れる)
竜胆
瑠々！
くそ…こんな縄
くそ…こんな縄
瑠々
ﾊｧ ﾊｧ ﾊｧ
瀬那
あれ、絆が結べてないの？
なんで
なんで
瑠々
ﾆﾔ
瀬那
！自分の事を刺して
瑠々
正解
瑠璃
…る
野良
ﾊｧ ﾊｧ
勢
動…け
瑠々
！…(そういうことか)
瑠々
普通絆からは会話が生まれる
なのにお前はどうだ？
喋ったことがあったか？
なのにお前はどうだ？
喋ったことがあったか？
瑠々
お前の絆は偽物だ！
瀬那
ﾋﾟｷｯ
瀬那
ねぇ、お前、今何て言ったの？
瑠々
何度ども言ってやるよ
お前の絆は偽物だ！！
お前の絆は偽物だ！！
瀬那
取り消せ
そうしたら一息で殺してやる
そうしたら一息で殺してやる
瀬那
僕の方が強いんだ
早く取り消せよ
早く取り消せよ
瑠々
いいや、取り消さない
私の言ったことは間違ってない！
私の言ったことは間違ってない！
瀬那
お前！
瑠璃
よそ見すんじゃねぇ！
瀬那
！
勢
縄ほどきますね
竜胆
！
瑠々
うまく行ったね
とりあえず逃げるよ
とりあえず逃げるよ
瀬那
させるか！
レオ！
レオ！
レオ
ｶﾞﾙﾙﾙﾙﾙ
野良
おどき！
お前の四肢を切り刻むわよ！
お前の四肢を切り刻むわよ！
レオ
ﾋﾞｸｯ
瑠々
早くこっち！
瑠々
！
春千夜
瑠々
ココ
来たのか
勢
(縄をほどいて)
早く逃げましょう
早く逃げましょう
瑠々
駄目だ！
ここで殺らないと
ここで殺らないと
瑠璃
！
勢
そんなこと言ったって
瑠璃
いや、ここで殺る
じゃないと駄目だ…
じゃないと駄目だ…
竜胆
なんで
瑠々
…ﾌｩ～
瑠璃
ｱｵｫｫｫﾝ
ルナ
！
瑠璃
ルナ！
ココナ
アンッ
ルカ
ワンッ
勢
ルカ
野良
ココナ
瀬那
なんだ、逃げてないのか
瑠々
(ここで、殺す！)
戦いがあって
瑠々
ﾊｧ ﾊｧ
瀬那
ほら、もう息が切れてる
まだ取り消さないの
まだ取り消さないの
瑠々
当たり前だろ
瀬那
もういい、死ね
瑠々
(焦るな、一転に集中しろ
一撃で仕留める！)
一撃で仕留める！)
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
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