TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

USJ襲撃事件の翌日は休校になった

轟と耳郎はかなでの事を考えていた

ただ、見ている事しか出来なかったと悔いていた

もう少し強ければ自分がもっと早くあの場に着いていればと考えていた

悔いていたのは轟と耳郎だけでは無い

同じクラスの皆もだった

自分の弱さを知れば知るほど起きてしまった事件の事が脳裏によぎった

轟焦凍

(もっと強くならねぇと)

耳郎響香

(早くかなでに会いたい)

耳郎響香

(強くならないと)

休校の翌日

体が休むこと無く1部の生徒達は気持ちが晴れることは無かった

耳郎響香

かなで……大丈夫かな?

八百万百

命に別状は無いとの事ですし、お見舞いに行けたらいいのですが

麗日お茶子

暗い顔しててもダメダメ

麗日お茶子

かなでくんなら大丈夫だって!

耳郎響香

そう…だよね

耳郎響香

命に別状は無かったんだし

耳郎響香

それだけでも良かったんだ……よね

八百万百

そうですよ、耳郎さん!

耳郎響香

でも、うち何も出来なかった

耳郎響香

ただ、見てるだけしか出来なかった

耳郎響香

自分がどんなに無力かっていうのを突きつけられた

耳郎響香

…悔しいよ

蛙吹梅雨

それは皆同じよ?元気出して?

そこへ轟も歩み寄った

轟焦凍

俺だって同じだ

轟焦凍

もう少し強ければって、何度考えたか分かんねぇ

麗日お茶子

轟くん…

静まり返る教室 辛いと思う生徒

辛くても苦しくても戦うのがヒーローだ

かなでならそういうだろう

オールマイトの息子は毒を使う2

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

930

loading
チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚