物語

am4:12自分のベッドに入り

大好きな洋楽を流しながら

眠りにつこうとする。

30分しても寝れず考え事をしていると

一昨日のことを思い出した

彼氏と最悪な別れ方をして

辛くなった

でも最後に元カレは

『お前少し性格直したら？』

って言った

そして私はおもう

私が悪いんだ"何もかも"と

そんな辛い記憶を消したくて

音楽の音を少しあげて

もう一度寝ようとした

だけど、

体は眠いって言ってるのに脳が寝させてくれなくて

こんなの嫌だななんて思っていた

そしてふと

"私なんかがこの世にいるから駄目なんだ"

って言う考えが頭をよぎり

頭痛が始まる

斧かなにかで頭をガンガン打ち付けられるような痛さ

そして私はふいに

左手を右の親指で引っ掻いた

少し伸びた爪で引っ掻いたせいか

そこの部分だけ赤い線ができた

そしてまた

「リスカすれば皆心配してくれるのかな？」

なんて酷い考えが生まれた

そして私は頭を右手で軽く抱えながら

ふらふらと起き上がった

そして、ドレッサーに置いてあった

カッターを手に取り

カチカチカチッと音をたてながら刃を出して

左手に刃を置いた

そして、その刃を

グッと右手で強く押し付けて

右に横線を書くように

シュッっと切った

血はちょろちょろっとでて

どんどん量を増す

血は紅くて、

ぞくぞくっと全身を走る快感

この光景に、快感

3日ぶりだ

そしてその傷に絆創膏をぺたっとくっつける

左腕には沢山の"跡"や"絆創膏"

なんて生々しいのか

そしてベッドに入り携帯を開く

そしてSNSを開いて

『もう、無理……リスカとかもしすぎたし… もう私居なくなりたい…』

なんて皆に心配をしてほしくて、あげる投稿

そして数分後に

ぴろんっと携帯の通知音がなる

その内容は

「○○さん平気？」

「なんかあったんなら相談のるよ、？」

なんて言葉をかけてくれる人々

そうして私は

『話きいてくれる、？』

と打ってどっぷりと満足感に浸る

そして携帯を閉じる

携帯を閉じるとまたやってくる頭痛。

そして私は思う

私は何もしてないのに

私をいじめたやつが嫌い

「私は味方」なんて言ってても結局は

裏切るやつが嫌い

人間が大嫌いなんだ

影では私の事を悪く言う人達が嫌い

平気で私を悪くする奴らが嫌い

こんな事をするまで私をいじめ続けたやつが嫌い

私をここまで追い詰めた友達が嫌い

そんな事を考えているうちに

普段はあまりでない

涙が落ちる

そして私はうずくまりながら

そうして両腕で前髪をかきあげて

頭の真ん中で手にギュッと力を入れる

そうして頭皮が引っ張られ

チクッとした痛みが走る

そしたら心の中で自分が

この世にいる人間が大嫌い

と何回も言う

でも本当は

こんな事を思う自分が死ぬほど嫌いなんだ

私は

自分が大嫌いな自分が憎いんだ＿＿＿＿＿