コメント
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なんか徐々にだけど口下手になってる…?いや気のせいか?
ガバッ
コンコンッ
ギィ…
名前に含みをかける目の前の彼
壁にかけられた時計を見る
10:36
別に好きでこの仕事に就いた訳じゃない
いつクビになっても構わない
彼が横に座り、ベットが音を鳴らす
面倒臭いと思った
デリカシーの無い人だと思った
「人は殺したことある?」
気がつけば、彼と距離を取っていた
彼は笑っていた
隣のシーツを柔く叩く彼
この時間が地獄のように思えた
ジャァァァア___
あれは、知っている口調だった
ズキ…
ズルズルと洗面台の下へ落ちていく
誰も助けてはくれない
パンッ
バチッ
ゾロゾロゾロ…
ふと脳内で蘇る記憶
耳を塞ぐ
ツンツン