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須藤みくる
指をまごつかせながら彼女は話す。
そっか、たしかに白い目で見られる術式だって 存在してるのだ。
そりゃ、気軽に聞かれたくない。
例をあげれば呪霊操術だってそうだろう。
いくら術師と言えど、
味方と言えど、
恐ろしいと思われることだってある。
須藤みくる
〇〇
須藤みくる
そんな軽率な私にも彼女は優しかった。
小さく掴まれた服の端、
白く細い指が震えている。
須藤みくる
須藤みくる
須藤みくる
可哀想なくらい不安げで 守ってあげたくなる彼女に言うことなんて 一つだった。
〇〇
須藤みくる
儚く微笑むピンク色の少女に
ああ、これが女の子なんだ
なんて思ったりした。