『少女レイ』

♪𓂃𓈒𓏸『少女レイ』

🏷‪‪‪‪‬¦nmmn.stxxx.桃青.曲パロ

空白厨

初投稿

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本能が狂い始める

追い詰められたハツカネズミ

今、絶望の淵に立って

ｶﾝｶﾝｶﾝｶﾝｯ

踏切へと飛び出した

ぐしゃっっ

蝉の聲が五月蝿い8月31日

1人の子供が自殺した

そう君は友達

そんな涙目の君が愛おしい

僕の手を掴めよ

そう君は独りさ

居場所なんてないだろ

2人きりこの儘　愛し合えるさ

繰り返す

君がこの世界からいなくなり1年

蝉の聲が耳の中で響き渡るこの季節

フラッシュバック蝉の声

二度とは帰らぬ君

永遠に千切れてく　お揃いのキーホルダー

1つの糸で結ばれていたように仲が良かった俺と蒼

そんな糸は容易く千切れる

そしてもう二度と結ばれることはない

夏が消し去った　白い肌の少女に

本当に俺と同じ"男"かと疑うほど肌が白かった君

そんなところもまた俺を惚れさせた

哀しいほど取り憑かれて仕舞いたい

本性が暴れ始める　9月のスタート告げるチャイム

全国で虐めが再び始まる時期

次の標的に置かれた花瓶の仕掛け

百合の花が置かれる君の席

仕掛けたのは僕だった

君に助けを求められたくて置いた1本の花

そう君が悪いんだよ　僕だけを見ててよ

なんで隣のクラスの奴なんだよ

そう君の苦しみ　助けが欲しいだろ

捨てても捨てても置かれる百合の花

"助けて"なんて言えないけど、

溺れてく其の手に　そっと口吻をした

｢俺に助けを求めろ｣、そう示唆する

薄笑いの獣たち　その心晴れるまで

爪を突き立てる不揃いのスカート

クラスメイトから殴られ蹴られ毎日汚れる蒼のズボン

夏の静寂を切り裂くような悲鳴が

谺する教室の窓には青空

聲が響きやすい教室

そんな教室で大好きな蒼の悲鳴が谺する

空には蒼の髪色と同じ、綺麗な水色が広がる

蒼、俺はお前から助けを求められるの待ってるぞ

そんなことを思いながら今日も窓の外を眺める

そう君は友達　僕の手を掴めよ

そう君が居なくちゃ　居場所なんて無いんだよ

俺はお前に出会ったときから好きだよ

お前には赫って奴がいるかも知れないけど

俺の"トクベツ"はお前だけなんだよ

透き通った世界で君と愛しあえたら

君に助けを求められたら、俺も一緒に×ぬつもりだった

死後の世界でも蒼を愛したかった

愛されたかった

繰り返す

フラッシュバック蝉の声

二度とは帰らぬ君

永遠に千切れてく　お揃いのキーホルダー

夏が消し去った　白い肌の少女に

たくさん暴力を振られた君

白い肌だったはずなのにいつの間にか赤色に染まっていた

哀しいほど取り憑かれ仕舞いたい

透明な君は僕を指差してた

君の指に引き込まれるように俺は前に歩いていく

明日から学校が始まるという8月31日

俺は×んだ

轢死だった

蒼が×んでから2年が経った日だった

最後まで読んでいただきありがとうございます

自分の考察でこの作品を書かせてもらったので 分かりにくい部分が少なからずあると思います

｢解説が欲しい｣という場合はコメント欄で 書いていただければ書かせてもらいます

💬大歓迎ですので、ぜひぜひたくさん頂きたいです

またお友達もいないので作れたらいいな~とは思っています

改めて初投稿をご覧いただきありがとうございます

物語を書いたことが全くないので読みずらいということも あると思いますが､温かく見守っていただければ幸いです

投稿頻度🐢ですが、気長に次の作品も待っていただければ嬉しいです

それではっ👋🏻‪