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『 記憶の欠片 』
貴方はナニと呼ばれてるか知ってますか?
記憶の欠片…
なんだか怖いよね?
みんな恐怖を書き換えて生きてるから…
何度も…
何度も…
辛い記憶を”今”笑って話せる記憶に
その名に気づかないと
貴方は最期…
消えゆく時
地獄へと叩きつけられます。
記憶の欠片
その名は”灯火”
灯火は貴方の最期
走馬灯に明かりを灯します。
走馬灯は貴方の最期を導きます。
貴方が笑って誕生した”この世界”から
『 貴方の最期 』
“ありがとう” や
“さよなら” を
言えない”恐怖の記憶”を辿るでしょう
“走馬灯”
書き換えられた記憶を鮮明に映し出し
貴方を”死”より”恐怖”へと導きます。
その名を思いだしたなら
“いま”
第 3 章
“招かれる邪魔者”
[月影楼へ]
覇龍
橘 飛翔
覇龍
橘 飛翔
奈生
橘 飛翔
覇龍
橘 飛翔
覇龍
『えぇー!?』
橘 飛翔
奈生
橘 飛翔
覇龍
奈生
橘 飛翔
『なっ…なんだって⁈』
橘 飛翔
覇龍
橘 飛翔
そっと”口許”に指をあてて
『おぉ〜い! ふぃば〜!!』
ふぃば〜
橘 飛翔
『なっ!?』
ふぃば〜
橘 飛翔
『ナニ、これ⁈』
ふぃば〜
橘 飛翔
『えぇ⁈な…⁉︎』
ふぃば〜
橘 飛翔
ふぃば〜
『え…あれ⁇』
覇龍
橘 飛翔
奈生
橘 飛翔
『本当に大丈夫か…⁇』
橘 飛翔
『ナニ”が”何処”に』
橘 飛翔
覇龍
奈生
【 月影楼門 】
橘 飛翔
覇龍
奈生
橘 飛翔
奈生
覇龍
??
そう言いながら 首を横に振り、 今まで後をつけてた 頭でっかちのジィさんがいる “月影楼門” の上へと駆け寄って行く。
橘 飛翔
ぬらりひょん
橘 飛翔
“ピュッ!!”
爪を噛んで親指の血を弾いた
ぬらりひょん
あどけない笑顔を浮かべながら 立ち上がり祈ると……
⁉︎
真っ赤な血が付いた”門”が突然開いた
ぬらりひょん
橘 飛翔
ぬらりひょん
南西の”鬼門”に 一つの光が吸い込まれていく
橘 飛翔
ぬらりひょん
橘 飛翔
突然 “四国祖業僧”が囲む 炎が高く大きくなり
!? なっ…何だこれは !?
やがて
大きく揺れ始め
飛び火していく
それが
瞬く間に広がって
火の海になり始めた
定火消しを呼べ!!
“四国祖業僧”を 守る“念”を唱えてる 祖業僧達にも火が飛んでいく
おい!! 早く逃げろ!!
そこに結界を張る “陰陽師”一行は
どうした⁇
急に倒れ出す
おっおい!! 起きろ!!
静癸
薫哉
暗闇の中 突然現れた”門”
て、典薬班もだ 早く呼べ!!
静癸
薫哉
ちょっと待て
藤原 晴志
空を見ろ!!
静癸
薫哉
薫哉
静癸
開かれた【鬼門】へと 九芒星の光の一つが 吸い込まれていく…
静癸
薫哉
“儀式保護結界”が破られた
静癸
薫哉
藤原 晴志
早く逃げろ!!
ざわめき始める 皇居内の人々
おっ!?押すなぁ!!
静癸
薫哉
誰か”助けて”!!
藤原 晴志
静癸
薫哉
藤原 晴志
いいから “ 落 ち つ け !!”
静癸
薫哉
藤原 晴志
静癸
薫哉
藤原 晴志
静癸
薫哉
藤原 晴志
静癸
薫哉
そして 無謀な2人が “四国祖業僧”に 突っ込んでくる
静癸
薫哉
藤原 晴志
静癸
薫哉
藤原 晴志
静癸
藤原 晴志
静癸
薫哉
【月影楼】へ向かう陰陽頭
静癸
薫哉
静癸
薫哉
“はい”
“四国祖業僧”の前に 立ちはだかる”二人”
静癸
薫哉
「 ありがとう 」 「 “飛翔”! 」
静癸
薫哉
“飛翔”⁉︎
お前達其処で “ナニ” をしている?
そう言いながら、 門の上に立っている人物に目が入った。
藤原 晴志
橘 飛翔
仮面を外し眼差しを向ける
橘 飛翔
藤原 晴志
橘 飛翔
藤原 晴志
橘 飛翔
藤原 晴志
指さしたのは隣にいた ぬらりひょん。
ぬらりひょん
橘 飛翔
ぬらりひょん
橘 飛翔
ぬらりひょん
橘 飛翔
ぬらりひょん
橘 飛翔
ぬらりひょん
橘 飛翔
ぬらりひょん
橘 飛翔
ぬらりひょん
橘 飛翔
ぬらりひょん
橘 飛翔
ぬらりひょん
橘 飛翔
ぬらりひょん
橘 飛翔
ぬらりひょん
橘 飛翔
ぬらりひょん
橘 飛翔
ぬらりひょん
犯人に仕立てられた ぬらりひょんは 文句を零しながら その場からすかさず逃げて行った
藤原 晴志
橘 飛翔
!! ありがとう
橘 飛翔
おう!
やってやろうやない!
そうして、2人は儀式をする 新たな4人の”四国祖業僧”へ 飛び掛かって行った…!
橘 飛翔
橘 飛翔
It’s show time 〜♪
Ready Go!!♪
南無喝囉怛那
哆囉夜那
南無阿唎耶
婆盧羯帝爍鉢囉耶
菩提薩哆婆耶
“四国祖業僧”の”唄”が…
小さくなり
一瞬にして空が赤くなった…
上皇
皇太后
し、失礼します…!
皇太后
執事
上皇
皇太后
執事
上皇
執事
皇太后
上皇
執事
皇太后
上皇
執事
皇太后
上皇
執事
皇太后
上皇
執事
皇太后
上皇
何故このタイミングでっ…!!
皇太后
上皇
皇太后
上皇
くそっ…!
皇太后
上皇
では”失礼”を…
口惜しくも、 身を翻し 誰彼構わず人を押し退け 至急、王座の間へと向かった。
上皇
執事
上皇
ぃ、痛っ
執事
慌ただしい喧騒の中 押し退けられた ひとつの影は
その背中を見遣ると 静かに… 皆とは違う方向へと 歩いて行った。
上皇はそのまま急ぎ御殿へ向かう
上皇
執事
皇居内はただ避けていく人で 溢れていく
上皇
執事
上皇
執事
上皇
執事
上皇
そして王座の間に着くと 上皇は叫んだ
“扉を開け!!”
ドン!
覇龍
奈生
覇龍
奈生
覇龍
奈生
覇龍
奈生
覇龍
奈生
覇龍
まさかの 意気揚々…ではなく ケンカしながら飛び掛かって行った
薫哉
“はい”
静癸
“おう!!”
鼓舞され、 九芒星と結界の境で待機していた 陰陽師と祖業僧 一行は 二人に向かって行く。
奈生
『うっ!』
覇龍
『ぐぁっ!』
奈生
覇龍
アッ…♂
覇龍
『ゔっ!』
奈生
『ぐっはぁ…』
覇龍
オッ…♡
奈生
『ゔぅっ』
奈生
『ごっ…』
覇龍
アッ♂
静癸
“止めろ”
薫哉
“わかりました。”
奈生
『ゔっ!』
覇龍
『ぐぅ』
奈生
ふー…っ…♡
覇龍
『おっ』
奈生
『あっ』
覇龍
アッンっ…♂
奈生
『いっ…!』
覇龍
『ぐぅ』
奈生
フゥ〜♡
覇龍
『おぉっ』
奈生
『ぐっ』
覇龍
ハァあ“…♂
薫哉
はい
奈生
『あっ??』
覇龍
『うぅっ』
奈生
パッん♡
覇龍
『ぐっ』
奈生
『ふぅ』
覇龍
きゃ、 アッ♂
奈生
『おっ!!』
静癸
覇龍
『ゔえっ』
奈生
ひゃんっ…♡
覇龍
『がっ…!?』
薫哉
覇龍
『ぐっ』
奈生
ア“ァ〜♂
静癸
覇龍
『あぁ』
奈生
『ゔっ』
覇龍
アッンッ…♡
覇龍
奈生
『苦しぃ』
覇龍
『痛っ』
奈生
覇龍
エ“ア“ッ♡
奈生
『助けてくれぇ』
覇龍
『にっ逃げろ…』
奈生
覇龍
イッ…ッ あぁ…ッ…♡
奈生
『おぁっ』
覇龍
『わぁぁ』
奈生
覇龍
奈生
覇龍
ひぁッ、…♂
覇龍
『ぁ、がっ⁈』
奈生
『っぶぁ?!』
覇龍
奈生
や、ァん…!♡
覇龍
奈生
覇龍
『邪魔ぁ!!』
奈生
『目がぁあッ!!』
覇龍
ぎゃあ〜♡
奈生
覇龍
『うわぁっ…!!』
覇龍
奈生
『ぐっうぁ!』
覇龍
は? わ“ぁーっ♡
覇龍
『ぐがっ!!』
奈生
『いぎっ!?』
覇龍
しゅ…っ、ごぉ……♂
奈生
覇龍
ゔぅ
奈生
覇龍
あっあぁ
奈生
覇龍
ダッ駄目♂
覇龍
奈生
アッ♡
奈生
うっ
覇龍
もう…1回〜♡
覇龍
奈生
覇龍
えぁ!?
覇龍
奈生
ゴホッ…⁉︎
覇龍
奈生
おっ、ぅあ…ン!
覇龍
奈生
アッ♡
覇龍
奈生
づっあ⁈
覇龍
イ“ャ…ッ♡
奈生
覇龍
おっおお
奈生
覇龍
もっとぉ〜♂
奈生
覇龍
ゔぅ
奈生
覇龍
がぁぁ
奈生
覇龍
はぁ〜ン♡
奈生
覇龍
ヤッだぁ♡
奈生
ゴン
覇龍
パン
奈生
覇龍
うぉあ♂
奈生
覇龍
うぅ〜〜…!!♂
奈生
覇龍
『そっ!?そこを』
奈生
『どけぇ!!』
覇龍
ぉ“、あぁあ〜〜ッ♡
奈生
覇龍
『ホォ イッ !!』
覇龍
奈生
あ”ぁあ…イッ…♂
覇龍
奈生
覇龍
『にっ!?』
奈生
『逃げろぉ〜!!』
覇龍
イ“、ク ゥ…、!♡
奈生
覇龍
『〜”DRW”〜』
奈生
覇龍
奈生
そうこうケンカしながら、 二人は襲い掛かってくる陰陽師達を 返り討ちにしながら、 中央にある 篝火の元へ突っ込んで行く……
静癸
ピ ッ !
静癸
薫哉
静癸
割れた結界に血痕が
奈生
“ シ ュ ッ ”
覇龍
人影が素早く通り過ぎた
薫哉
“四国祖業僧”の一人が倒れた
奈生
『ゴ ン ッ !』
覇龍
静癸
覇龍
『パ ン ッ』
覇龍
『”アッああ”』
覇龍
『パ ン ッ』
覇龍
『”っはぁ〜…!”』
覇龍
ア ァ ン !!
覇龍
そして “四国祖業僧”が また一人倒れた
覇龍
奈生
“ オ イ ”
結界破れたぞ!?
薫哉
早く何とかしろ!!
静癸
薫哉
木偶の坊が!!
静癸
だからお前等は負けたんだよっ!
薫哉
あの時みたいに ビビって“動けない”ってか!?
静癸
ぐっ!?
薫哉
おっ…お前等…
静癸
二人の“四国祖業僧”が倒れた。
薫哉
静癸
覇龍
奈生
薫哉
覇龍
奈生
ピ カ ッ !!
辺りが一瞬光に覆われ 一面が“炎”に覆われた。
薫哉
静癸
まっ!!マズイ!!
薫哉
静癸
薫哉
覇龍
奈生
薫哉
静癸
薫哉
覇龍
奈生
薫哉
覇龍
奈生
薫哉
静癸
薫哉
奈生
覇龍
静癸
ピ カ ッ !!
“主”の目醒めが…
薫哉
静癸
薫哉
静癸
炎を囲い坐り込む四人
薫哉
薫哉
静癸
薫哉
静癸
薫哉
覇龍
奈生
薫哉
覇龍
奈生
薫哉
覇龍
奈生
薫哉
四人の”瞳”に”ナニ”かが映った
そして…
最後の”柱”ができた
沙 咩 薩 婆 阿 他 豆 輸 朋
阿 遊 孕 薩 婆 薩 哆
那 摩 婆 伽 摩 罰 特 豆
怛 姪 他 唵
阿 婆 廬 醯 盧 迦 帝
迦 羅 帝 夷 醯 唎 摩 訶
菩 提 薩 埵 薩 婆 薩 婆
オイ…静癸、 生きてるか
あぁ、何とか…な 薫哉。
苦しすぎだろ、コレ… 何で俺らこんなもん 目指したんだろうな。
お前がなりたい!! って言ったからだろ(苦笑) そんな事より…苦しすぎてお互い… 考えれないだろ。
そうだな…つーか、 クッソ馬鹿にならねぇかな! お前最後まで保つのか⁈
保つか… 保たないかじゃなくて 保たせんだよ。
そうだったな…、 ラストまで突っ切るぞ…!
お前に言われたくねぇよ!!
あぁあ〜!! 頭クラクラすんなぁー 奈生くん生きてはる?
うるっせえなあ! 話しかけんな。 ハリュー。
人が心配してんのに、 その言い方はアカンやろ、 奈生くん。
覇龍の声、 頭に響くから 余計グラグラすんだよ。
あら、それはスマンなぁ そんなら最後まで 一緒に駆け抜けよっか! 奈生くん!!
だから、 意識保ってこうやって 喋んのもやっとだよ。 うるっせえって言ってんだろ! 覇龍に言われなくてもやってやんよ…!
ほな行こかぁ!!
“ 灯 ”
其れは
選ばれし刻
“糸”なる“唄”で
“ 現世と前世 ”を“ 天と地 ”で繋ぎ
“主”たるものを封印せしめし刻
“糸”の“唄”紡ぐ
“ 主 ”目醒める刻
此れを 選ばれし四人の僧により
祖先と共に 起こすべからぬ“主”眠らす
そして、
汝 いま “ 主 ”の為の “ 唄 ”を捧げる!!
“ 主 ”よ!
今
再び
眠りたまえ
飛翔
ってお前ら呼んでたな
そうだけど”ナニ”か?
“瞳”に傷があったか?
あったよ。
そうか…
飛翔
大きくなったな…
あんな小さかったお前が…
蝶々追っかけ回して
コケて泣いてたヤツがよ…
それが…こんな成長しやがって
俺達が成れなかった”四国祖業僧”
今のお前なら…
できるよな…
この”鬼門”閉じて
新たな”陰陽頭”になれ!!
やれ!!
飛翔!!
よぉ〜し!!
Bye Bye〜♪
ひぃじぃ ふぃば〜の観察日記
ひぃじい
ふぃば〜
ひぃじい
ふぃば〜
ひぃじい
奈生
ひぃじい
奈生
ひぃじい
橘 飛翔
アッ
フゥ〜♪
ひぃじい
ふぃば〜
ひぃじい
ふぃば〜
ひぃじい
ふぃば〜
ひぃじい
ふぃば〜
ぬらりひょん
ひぃじい
ひぃじい
ふぃば〜
二〇二五年 八月九日(土) 観察日記 記入者 ひぃじぃ ふぃば〜 ー終ー