お家デェト ⚠太敦 ⚠敦中 ⚠不穏漂わせてます
チクタク……と 時計の秒針の音が響く。
中 島 敦 。
もう直ぐで、
太宰さん来るかな、?、
太宰さん来るかな、?、
今日は太宰さんとの お家デェトの日。 不意にも口元が緩んでしまう
__ピンポン
中 島 敦 。
あ、!来た?、!
中 島 敦 。
どうぞッ!
太 宰 治
やあッ敦くん、
お邪魔するよ笑
お邪魔するよ笑
中 島 敦 。
はい!
太 宰 治
立派な家に住めるように
なったんだねぇ、
なったんだねぇ、
中 島 敦 。
ちょ、どういう意味ですか?!
探偵社に入って数年経って、 やっとの一軒家だ。
太 宰 治
其の儘の意味だよ笑
中 島 敦 。
非道い…
拗ねて外方を向けば 太宰さんは 綺麗な、細い腕を伸ばし、 僕より少し大きな手で 僕の頭を撫でてくれた。
中 島 敦 。
ふふ、笑
太 宰 治
随分と可愛らしいね、
中 島 敦 。
へ、、
一気に顔に 熱が集まって、 きっと茹でダコのような顔色をしているのだろう、
太 宰 治
大きくなったものだ、
感心感心、
感心感心、
中 島 敦 。
そんなに変わってないと
思うんですけど…??
思うんですけど…??
僕達の会話を聞いていたのか、 一人の華奢で可憐な少女が現れた。
中 原 中 也
……だざ、っ?
中 島 敦 。
知ってるんですか?
中 原 中 也
…おぅ、
中 原 中 也
ごめンな、今出るワ、
気付いただろう、 少女ではない、言わせて貰うと 「男の娘」っぽさの有る 中原中也と呼ばれるオトコ。
太 宰 治
待ち給え、中也。
太 宰 治
どういうつもりだい?
中 原 中 也
…知らね、
中 島 敦 。
まぁまぁ
これは僕の方にも責任が有る。 さァ、此処まで読んでくれた皆? 僕の本命は、何方だと思う?笑
???