第6話
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もうすぐお城につく
それまでにこの手を離して貰わなければ
うり
__________?
ゆあん
______________________!
2人は私に聞こえないように小さい声で話している
今なら逃げれそうだけど掴む力がより一層強くなっている
逃げる事はできないとまた改めて思う
えと
……
うり
___________!!..
ゆあん
_____________________.?
もう諦めるしかないのだろう
うり
えとさんついたよ
えと
…
えとさん…
俺は君の綺麗な瞳
君の声
全てにおいて好きなんだ
ゆあんなんかに負けるわけない
そう思いながら彼女を案内する
2回も案内する事になるとは
逃げ出さないように前より監視を厳しくしなくては
えと
…あの、
えと
掴む力が強すぎるので弱めて欲しいです
うり
ごめん!
うり
いま緩める
彼女は『離して』欲しいではなく 『弱めて』欲しいと言った
離してくれないこと理解してくれていたんだな
何回見ても豪華だなと感じる
今までもこんな暮らしをしていたのにな
全然違うと思っている
ゆあん
えとさんこっちきて
えと
え、はい
うりさんはのあさんと真剣に話している
なんでそんなに話すのかわからなくて聞きたかったけど
ゆあんくんについていく
ゆあん
ここがえとさんのこれからの部屋
豪華すぎる家具をみて呆然とする
ここが私の部屋?
信じられない
ゆあん
…えとさん?
えと
はい?
ゆあん
この部屋で大丈夫?
えと
…もちろん
こう答えてしまったことに後悔するなんて知らずに
見て下さりありがとうございます!
またお越しください
それでは
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