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ーーお願いーー ・御本人とは関係ありません ・腐要素ありです。自衛してください ・歌い手さんを登場人物としていますが、 知らないという方にも読んで欲しいです ・普通に歌い手さんが好きっていう方も大歓迎です ・う↔️せ⬅️さ となっています ・いいエンドにならないかもしれませんが最後まで読んで欲しいです

最初から、僕のただの勘違いだったのかもしれない

坂田

坂田

好き、、です

坂田

付き合って欲しい、、

あの日、僕はセンラに告白をした

男同士だし メンバーだし 絶対断られると思っていた

だから、僕は本当に驚いたんだ

センラ

センラ

ええよ

センラ

付き合おう

ただでさえ緊張でバクバクとなっていた心臓が さらに聞こえてしまうのではないかと思うくらいに大きくなった気がした

坂田

え、

坂田

ほんと、、?

センラ

うん

坂田

、、っやったあっ

僕は一気にに舞い上がってしまっていた

センラ

もーなに泣いてんねんw

坂田

やってえ、、っ、

彼の歪んだ笑顔が見えないくらいに

僕は幸せだった

センラと付き合えたという事実がとても嬉しかった

でも、いつだったか 彼の笑顔が作られたものだと知ったのは

遅刻ギリギリで、僕らは走って待ち合わせ場所に向かった

坂田

センラっ

センラ

え、ちょ、!

坂田

早く!遅れるで

ハアハアと息を上げながら走ったが

着いたそこには、年上組の2人はいなかった

坂田

あれ、あの2人まだ来てないみたいやで?

センラ

はあああああ

センラ

走った意味なかったやん、くっそー

坂田

こんなんで疲れたとかセンラおっさんじゃんwww

センラ

坂田も同い年やろ!

坂田

僕は永遠の17歳やから!

センラ

そのキャラいつまで続くんwww

くだらなすぎる会話をしながら2人を待つ

すると、僕は視界にあの2人を見つけた

坂田

あ、2人来たみたいやで

そう言いながら僕はセンラの方を向く

坂田

センラは、得意なはずのポーカーフェイスを崩し、 顔をしかめていた

なにかあったのだろうか

僕はもう一度2人の方へ視線を向ける

そこには仲良く話してる2人 2人ともすごく笑顔で、楽しそうだ

だが、これを見てなぜそんなに顔をしかめたのだろう

いつもどおりじゃないか

結局僕はわからないままだった

浦田

お前らが先って珍しいなw

坂田

ええ酷ない?

坂田

僕だってこのくらいできるし!

センラ

おい坂田

センラ

俺らも遅れたやろ!

センラ

時間通りに来たみたいな言い方やめろやw

志麻

えwみんな今日遅れて来たんww

浦田

なんだよw

浦田

偉そうにすんじゃねえw

坂田

いや2人より先に来たし!

志麻

さかたんww子供か!

そんな会話をしながら僕らはカフェに向かった

浦田

俺トイレ行ってくる

志麻

行ってらっしゃい

僕はふとセンラを見る

彼の表情を見て僕はあのときどう思っていたんだろう

うらさんの背中を見る 愛しい、みたいな 言葉にうまくできないけれど、たぶんそんな表情

坂田

(僕、あんな表情見たことない)

恋人の僕には見せないのに なぜ彼には見せるの

浦田

はーただいま

志麻

おかえり〜

センラ

なに頼むー?

僕らは適当に注文して、打ち合わせを始める

店員

お待たせいたしました

浦田

美味そー!

志麻

ほんまやなあ!

浦田

〜っうっま‼︎

志麻

え!一口ちょうだい

浦田

はい、あーん

志麻

わ、うまあ

浦田

だろー

坂田

2人とも甘いもの好きやなw

その時のセンラはまたあの表情

待っていたときと同じ表情

僕はやっとその感情に似たものを見つけた

坂田

(嫉妬、?)

なわけない、よね

どうしても確かめたくて 僕はわざとらしく志麻くんに声をかけた

坂田

まーしぃのも美味しそうだね

志麻

うまいよ!

志麻

食べる?

坂田

うん、一口ちょうだい

志麻

あーん

坂田

うまい!

今ではそんなことしなきゃ良かったって思う

だって、知ってしまったから

僕とうらさんでは見せる表情が全然違う

僕には嫉妬してくれなかったのに

うらさんにはしてる

僕、恋人のはずなのになあ

やっとわかった

センラが「この関係は秘密にしてほしい」って言った意味

男同士だからかって思ってたけど

ああ、そういう意味、なんだ

泣きだしそうになったから、僕は逃げ出した

坂田

ごめん!用事思い出した!帰るね!!

無理矢理すぎるけど、どうしても逃げ出したかった

涙が出てしまう前に

ガチャリと扉が閉まった瞬間、 僕は力が抜けてズルズルとその場に座った

ああ、そっか

これはただの僕の勘違いだったのか

センラは優しすぎて、 僕はそれを信じすぎてしまったからか

僕だけ勝手に舞い上がって

僕だけが幸せになっていて

僕が勝手に好きでいるだけ

思い返してみたら 好きだって言われたことなんてないし

恋人らしいことなんてしていない

でも、別れたくない

デビュー前から彼のことが好きで、

ずっと片想いして来たんだ

嘘でも彼と恋人という関係になれたんだ

僕のことを好きにさせればいい

うらさんみたいに、しっかりものにならなきゃ うらさんみたいに、オシャレにならなきゃ

自分なんて捨てよう

彼の理想にならなきゃ

続きます 末長くお待ちください

この作品はいかがでしたか?

348

コメント

3

ユーザー

楽しみなので、 末長く、待っております。

ユーザー

楽しみだわ…!

ユーザー

続きが気になる〜 楽しみ!

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