『酸欠』

- ̗̀⚠︎ ̖́- nmmn 本人様とは関係ありません 年齢操作あり 紫くん倒します（ 流血表現あり ꒰ঌ┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈┈໒꒱ みんな同じクラス

『酸欠』

紫side

今日は持久走。

俺まじ体力ないから 倒れるんじゃないか心配。

みんな喋ってるけど 俺もう苦しい。

疲れた。 くらくらする。

持久走でスピード はやめるとかなんだよ...、 自分のペースでいかせろよ

みんなはやい、

あと少しって言っても まだ多分半分以上ある。

多分、みんな運動部だから 文化部の俺とは感覚が違うんだ

少し周りを無視して 自分のペースで走ればもうみんなは 遠くにいる。

こっちの方が楽かも。 誰もいないし

俺の後ろで話を広げる2人。 もう2周目突入。 俺はまだ1周目。 今日は3周目走らないとなんだって

なんかめちゃくちゃ褒められてるけど 全然俺の気持ちは変わらない

俺は茶道部に入って後悔してないし 多分、運動部に入ったら いじめられて終わるから 俺は文化部でいい

3人が話で盛り上がってると 俺も2周目に入る。 その時に黄くんたちも合流する。 みんなはもう3周目

桃くんが言う俺らに俺は入ってない。 まぁ、いいや

倒れるよりはマシだろ

もう喋る余裕もないほど 息が上がってる。

視界もぐるぐるしてて 頭が痛い

なんか、お弁当食べたから 吐きそう、 とにかく疲れた

今はどうしてもみんなを しつこいと思ってしまう 俺はおかしいのかな。

みんなに声をかけらた時から 遠かった意識は 走れば走るほど遠くなる

最後はほぼ覚えてない。 だけど、覚えてない理由は何となく 分かってる。

橙side

寒い中行われた持久走。 今日は風もあっていつもより 息が上がってる気がする。

俺らが目線を送ってるのは ふらふらしながら ラスト1周を走ってる紫くん

足も上がってないし 表情からして辛そうなのが分かる

昼ごはんの後の持久走は きつかったかな

色んなことを考えながら 紫くんが転んだ場所まで駆け寄る

結構派手な転び方してたし 怪我してないかな...

胸をぎゅっと掴んで 苦しそうに荒い息を吐き続ける紫くん

これは保健室行き。 桃ちゃんが先生に伝えてくれるらしい

少しでも楽になるように 背中をさすってあげる

顔を顰めて息を吐く紫くんが 担架に乗せられて保健室まで 運ばれる。

俺は少しスマホを取りに 教室に寄り道。 俺、紫くんのママと仲良いから 詳しい状況教えたろ（ 多分紫くんは伝えんと思うし。 まず覚えてないやろ。

桃side

紫くんが起きたのはもう放課後。 その場には部活が休みの俺と青しか いなかったけど一応みんなに伝えた 先生は職員会議。

青はそう言って 俯いてる紫くんの頭に手を乗せて ぐしゃぐしゃに撫で回す。

不器用なりの優しさだな

紫くんから受け取った体温計には 37.7と映されていた。 微熱だしこれから上がるか 下がるかわかんねぇ。

ベットの上でだんごむしになって もぞとぞ動く紫くんに 2人で声をかけてると 大きな音を立ててドアが開く。

慌ただしく言葉を残して 外に戻っていく橙。 あいつ、絶対休憩時間でここまで 来ただろw

黄怖。 めちゃくちゃ辛辣やん 橙、知んないところでめためたに 言われてるw

またドアが酷い音を立てて開く。 ってことはあいつ。

こいつのスルースキルハンパねぇな。 橙に抱きつかれた紫くんも びっくりしてるぞ

保健室で何やってんだよ このバカップルが

『酸欠』 りくありがと~！ 遅れてごめん😭 まじで変な倒し方たけど 紫くん倒せたよ！！（

𝙚𝙣𝙙 .