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咲華蛇 絶叶
…す、凄い………！〔目を輝かせ〕
咲華蛇 絶叶
(あんなのも出来るなんて……やっぱり兄さんは凄い…！)
咲華蛇 絶叶
……でも、じっくり見れないのは残念かなぁ…………〔銃で叶夢を撃ち〕
咲華蛇 叶夢
……………〔触手でガードして〕
咲華蛇 絶叶
え…
咲華蛇 叶夢
……言っとくが………
咲華蛇 叶夢
俺のこれ(触手)、防弾なんだ
咲華蛇 叶夢
訓練中に知った事なんだがな
咲華蛇 叶夢
……だからもう、銃弾は効かねぇよ
咲華蛇 絶叶
なっ……………！〔驚いていたところ、急に別の方向から銃弾が飛んできて、避けてから其方を見る〕
太宰 治
2人だけしか戦わないと思っていたかい？〔そう言って、また3発発砲し〕
咲華蛇 絶叶
っ！〔避けて〕
咲華蛇 叶夢
酸殊「神の一手」〔触手で絶叶を攻撃し〕
咲華蛇 絶叶
くっ………！〔避けはしているが、所々掠り〕
咲華蛇 絶叶
…………〔傷を抑え、少し後ろにさがり〕
咲華蛇 絶叶
……やってくれるね…これは効いたよ………
咲華蛇 絶叶
正直、此処までコンビネーションも良いとは思ってなかったなぁ………
咲華蛇 叶夢
…とか言ってるが………どう思う？
太宰 治
…………本心だと私は思うよ
太宰 治
確かに、攻撃で怯んでいたしね
咲華蛇 叶夢
そうか…………
咲華蛇 叶夢
………中也、一寸頼みがある
中原 中也
お、おう……なんだ？〔急に話しかけられて少し驚きながら〕
咲華蛇 絶叶
……何話してるのか知らないけど…
咲華蛇 絶叶
敵前で作戦会議ってどうなのかな？〔と銃を構えながら叶夢達の方に向かい〕
バァンッ！
咲華蛇 絶叶
…………〔銃弾が頬を掠り〕
太宰 治
行かせる訳ないだろう？〔銃口を相手に向けつつ〕
咲華蛇 絶叶
…太宰治………
咲華蛇 絶叶
……君は参加しなくて良いの？
太宰 治
大概の事は予想出来るからね
太宰 治
必要無いよ〔微笑〕
太宰 治
それより……
太宰 治
君をこの先に行かせた方が怖いからね〔銃をちゃんと構え〕
咲華蛇 絶叶
怖いなんて…………
咲華蛇 絶叶
……貴方の方が、その言葉は似合うけどね
太宰 治
ふふっ、そうかい？〔光の無い目で絶叶を見て〕
咲華蛇 叶夢
………そんな感じだ、頼めるか？
中原 中也
頼めるも何も……この状況じゃやるっきゃねぇだろ………
中原 中也
"他の奴らの援護"………
中原 中也
…普通なら、戦力外通告だと思うが………
中原 中也
現状押され気味だしな…俺が相手する奴もダウンしてるし……
中原 中也
だから、まぁ…………
中原 中也
……他の事は任して、お前は彼奴に専念しろ
中原 中也
太宰が参戦してるとは言え、一応、兄弟喧嘩なんだろ？〔と笑いながら〕
咲華蛇 叶夢
兄弟って言われんのは少し嫌だが………
咲華蛇 叶夢
……うん、任せた！〔と笑って、飛びながら戦闘に参戦し〕
中原 中也
…………さて…任せろって言ったんだ……
中原 中也
ちゃんと、やらねぇとな〔と他に加勢しに行って〕
咲華蛇 叶夢
おーい戻ったぞ〜〔ととてつもなく軽いノリで〕
太宰 治
うーん戦場に似合わない程ノリが軽い………〔苦笑〕
咲華蛇 絶叶
は？そこが兄さんの良い所でしょ何言ってんの殺すよ？〔急に殺意剥き出しで銃を太宰に向け〕
太宰 治
あれ〜？？なんか急に殺意向けられてる〜
太宰 治
あと君が言ったルールを自分で破る事になるけれど、良いのかい？
咲華蛇 絶叶
必要以上に傷付けなければ良いと言う事は
咲華蛇 絶叶
逆に、必要なら殺していいって事
咲華蛇 絶叶
だから殺しても「必要だった」ってだけだよ
2人
(仲間にはそれで怒ってた癖に横暴な……)
咲華蛇 叶夢
…………んまぁ、太宰が無事そうで何より………
咲華蛇 叶夢
……そんじゃ、続きでもやるか〔手を翳して〕
太宰 治
今度は外さないよ〔銃を構え直し〕
咲華蛇 絶叶
………はぁ、2対1かぁ〜……分が悪いなぁ………〔困った様に眉を下げ〕
咲華蛇 絶叶
………いや、そうでも無さそうかも…〔ふっ、と口角を上げ〕
太宰 治
…？それってどういう……＿＿
待って！ お兄ちゃんッ！
2人
！？〔声のした方を見て驚き〕
2人が振り向いて声の方を見ると、 回復し切って目が覚めたと思われる ルーノが、 白目を向いた儘、 2人に突っ込んで来ており
その後ろで、 恐らく声の主で、 「ノエル」と言われていた者が ルーノを追いかけて来ていた 体力面の大きな差で、 ルーノに追いつき抑えるのは 不可能だと感じる
ルーノ・アーミアス
うガァァァァァァァァッッ！！〔白目を向き、理性が感じられない様な一撃を、太宰に向けて放つ〕
咲華蛇 叶夢
っ太宰！！
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