闇夜の輝く一等星

俺には幼なじみがいた。

同じ組織の構成員のヒロくんだ。

ヒロくんのほうが2つ年上だった。

これはうりやゆあんくんと会う前の出来事だ。

俺たちは毎日一緒にいた。

お互いの悩みに相談したり

一緒に遊んだり

組織の人間だけど、

本当に楽しくて幸せだった。

でも組織の人間の限り

いつまでも日常が続くとは限らない。

ヒロくんのコードネームは“落陽”といった

ヒロくんは強かったからこの裏世界でも有名だった

敵にとっては厄介な存在だからターゲットになりやすかったのだろう

幸せな時間は突如として終わりを告げた。

その日、俺はとある任務にヒロくんと共に出ていた。

満月の日の夜だった。

カンッカンッカンッカンッ（走る音

ﾊﾞｯ（何かがどぬくに覆い被さる

そう言い残してカノープスは消えた。

タッタッタッタッタッ（走る音

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カノープス....

俺はお前を殺すまでいつまでも追い続けてやる。

ヒロくんが死んだ瞬間おれはこう誓った。