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あてんしょん ・irxs様の名前等をお借りした二次創作(nmmn)となっています。 ・主に桃さんと青さんでの物語進行となります。 ・腐向け(BL)の作品となっています。 ・失恋、飲酒等、不快に思われるような描写がある可能性があります。 以上の要素が苦手・嫌いな方は、この時点でのブラウザバックをお願いします。 いたずらでの通報等はお控えください。誤字脱字等、何か至らぬ点がありましたら、コメントにてご報告ください。 その他、内容に触れるコメントをして頂く際は、直接ご本人様達のお名前を出さずメンバーカラー等での表記を厳守してください。 検索避け及びnmmnのルール違反にならないよう、ご協力をお願い致します。 こちらはnmmn作品となっておりますので、拡散・無断転載等は禁止します。もし発見した場合、コメントでの注意喚起を致します。それでも同じ方が何度もされているようでしたら、ブロック・通報致します。
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バーテンダー
バーテンダー
ここは都内にあるバー。
薄暗く、暖色系のダウンライトがいくつか点いている。
カウンターの向こう側には若めのバーテンダーの男性と、大量に並ぶお酒。
バーテンダー
バーテンダーはそう言いながら自分の目の前の席を指す。
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バーテンダー
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バーテンダー
バーテンダー
バーテンダー
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バーテンダー
バーテンダー
バーテンダーは、見たこともない横文字がずらりと並んでいるメニュー表を俺に手渡す。
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バーテンダー
バーテンダーはそれをなんとも思っていないのか、さっきと変わらない様子で話す。
変な風に思われるかも、と不安ではあったが、どうやら杞憂だったらしい。
バーテンダー
バーテンダー
バーテンダー
バーテンダー
バーテンダー
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途中よく訳の分からないことをバーテンダーは言っていたが、あまり気にしないことにし、試しに横文字にサラッと目を通してみた。
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意外にも、興味が引かれる名前がいくつかある。
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バーテンダー
バーテンダーは、テレビでよく見るような筒状の道具を取り出してシェイクする。
この道具から、いつも一体どうやってカクテルが作られているのだろうか。
バーテンダー
バーテンダー
目の前に出されたそれは、淡いピンク色をしていて、サワーグラスに注がれていた。
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浅めに1口を飲んでみる。
シロップと果実の甘み。
そして後から口に広がるビターな風味。
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バーテンダー
俺はあっという間に一杯を飲み終わった。
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バーテンダー
あれから俺は流れるようにカクテルを注文し、たくさんの量をアルコールを飲んでいった。
かなり沢山飲んでいるはずだが、意外にも意識はまだはっきりとしている。
少し酔いが回ってきたようには感じるが。
こんなにも酒が美味しいと感じたのはいつぶりだろう。
バーテンダー
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聞き覚えのない名前に違和感を覚える。
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バーテンダー
バーテンダー
バーテンダーの視線の先には、比較的控えめな青色の髪をした男性がいた。
顔を向けた瞬間その男性と目が会い、頬杖を着いていた手を振られる。
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バーテンダー
バーテンダー
では、私は少し奥に、と言って、バーテンダーは姿を消す。
目の前のカクテルを飲もうか飲むまいか考えていると、例の男性がこちらに近づいてきた。
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遠慮しながらも、貰ったカクテルに少し口をつける。
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イギリスの音楽が流れる空間で、2人きりの空気に包まれる。
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図星だ。
理由を言い当てられ、肩が跳ねる。
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男性はふーんというように顔を背ける。
自分から聞いてきたくせに、と思ったが、不思議と怒りは湧かなかった。
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そう返事をすると、男性はふふっと微笑み、手招きして奥にいるバーテンダーを呼ぶ。
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バーテンダー
バーテンダーはさっきまでと同じように、目の前でカクテルを作りだす。
しばらくの間カクテルを作る音と洋楽だけが響き、完成したらしい濃い赤色の液体がグラスに注がれた。
グラスの中のそれは軽くかき混ぜられ、すっと目の前に出された。
バーテンダー
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また小さめの一口を飲む。
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それからも、しばらくその男性とバーの一角で話し込む。
この男性となら、どこまでもいつまでも一緒に話せるような感覚がする。
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突然男性から顔を近づけられ、唇を当てられる。
そのまま、彼のキスは奥へと進んできた。
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体感で10数秒、口内を掻き回され、すっと口を離される。
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男性は今までと同じように、でも少し色気が増した表情で微笑む。
「続きは僕の家で。」
バーテンダー
バーテンダー
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ブルームーンのカクテル言葉。
完全なる愛。
そして、
叶わぬ恋。