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美海
ねぇ海斗
海斗
ん？何だ？
美海
話があるんだけど
美海
怒らないで聞いてね？
海斗
わかった
海斗
言ってみてくれ
美海
あのね、
美海
私達もう別れよう
海斗
......えっ...
海斗
何で？！
美海
いいから！別れよう
海斗
美海と別れたくない！
海斗
なんか悪い事したか？
美海
何も、だけど
美海
私が別れたくなったの
海斗
...そっか
海斗
そうだよな、ごめんな
美海
謝んないでいいよ、
美海
でも、もう終わりね
海斗
...あぁ..じゃあな...
美海
バイバイ...
数日後
海斗
母さ〜ん
海母
何？
海斗
腹が減り致し申しました
海母
おぉわかったぞよ
海斗
感謝
海母
ところで、美海ちゃんは？
海斗
あぁ、別れた
海母
はぁ？！別れたの？！何で？！
海斗
美海が別れたいって
海母
そう...残念ね
海斗
好きな人が出来たんだろうし
海母
そうね...あっ
海母
電話なってるからちょっと待ってて
海斗
分かった
10分後
海母
海斗！今すぐ、○○病院に行きなさい！○○号室ね！
海斗
えっ、何で？
海母
あぁもう！いいから！
病院
海斗
ここでいいよな？失礼します
美母
貴方は？
海斗
海斗です
美母
海斗くんね、来てくれてありがとう
海斗
えっとなんの事ですか？
美母
まさか美海言ってないのね
海斗
！美海がどうしたんですか？！
美母
美海は寝てるわ
美母
私が説明するわ
海斗
はい...
美母
美海はね...病気なのよ
海斗
美海が？！
美母
えぇ、だからこの前
美母
別れたでしょ？
海斗
はい...
美母
その事に関してはごめんなさいね...
美母
でも、美海曰く貴方を、傷つけたくなかったらしいわ
海斗
はい...
美母
美海の寿命は後、半年もないわ
海斗
！！
美母
こんな時間だから、もう帰りなさい
海斗
分かりました...
家
海斗
ただいま...
海母
おかえりなさい...どうだったの？
海斗
美海は、病気だった...
海母
そう...もうご飯食べなさい
海斗
ありがと、母さん...
海母
泣いていいのよ？
海母
私の前では我慢しないで？
海斗
母さん...うっうっ
その後、数分泣いてしまった
数日後
海母
海斗！美海ちゃんが、目を覚ましたわ！
海斗
えっ！行ってくる！
病院
海斗
失礼します！
美海
海斗？
海斗
美海！
美海
海斗なんで...
海斗
お前が病気って聞いて、目を覚ましたって聞いて...
美海
そう...ごめんね
海斗
いや...知らなかった俺も悪い
美海
知ってると思うけど、寿命半年しかないの
海斗
あぁ
美海
それでも、私とまた付き合ってくれる？
海斗
あぁ！ずっとお前のこと好きでいる
美海
！ありがとう...！
こうして、また付き合った二人だが幸せはそう続かなかった
海母
海斗！美海ちゃんがもう
海斗
行ってくる！
海母
待ちなさい！私も行くわ！
病院
海斗
美海！
海母
美海ちゃん！
美海
あ...海斗...おばさん...
海斗
大丈夫か？！
美海
うん...でもそう長くないみたい
海斗
そんな...！
美海
あはは、ごめんね...
美海
こんな私を許してね...
海斗
許す！だからまだ...死なないでくれ！
美海
私だって死にたくは...ないよ？
美海
でも...運命には逆らえないから...さ
海斗
でも...！
海母
海斗...美海ちゃん...
美海
私...もうね...幸せだったよ？
美海
お母さんの、娘に生まれて、育ててきてくれて
美母
美海...
美海
海斗の家に...上がらせて...貰った時も...優しくしてくれて
海母
美海ちゃん...
美海
こんな私を...好きになってくれた...
海斗
美海...
美海
私...幸せにされてきたんだ...よ？
美海
だから...ありがとう...
海斗
でも...俺は！何も...してやれてねぇよ
美海
ううん...私に...好きってでも感情...を...教えて...くれた...よ？
美海
ふふっ...もう...迎え...来たみたい
海斗
嫌だ！まだ、美海と、したいこといっぱいあるんだよ！
美海
ごめ...んね？
海斗
だから...まだ...死なな..いでよ...
美海
ご...め...ん...ね...
美海
海...斗こっち...来て？
海斗
何だ？
美海は耳元で言葉を言った
海斗
美海！
美海
.........。
海斗
美海？
美母
美海？
海母
美海ちゃん？
先生
美海さんは、亡くなりまし...た...
海斗
そんな...！
美母
美海...！
海母
美海ちゃん...！
そこで、みんなは泣いていた
そして五年後
幼馴染
海斗！仕事は？！
海斗
あーあぁ！？やっば！
幼馴染
はいこれ！
海斗
ありがと！行ってきます！
美海が亡くなった後、俺は幼馴染と結婚した
まだ、美海の言った言葉を覚えてる
美海の言った言葉それは...
「－ありがとう－」
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