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──て

起きて!

セレナ

んんっ……

目覚めは誰かの掛け声だった

レトナ

起きて起きて起きて!

エドガー

うぁっ……ぷ…

エドガー

子供だからと言って乗るな!

セレナ

あれ、ここは……

アルバート

全員無事のようだね

セレナ

っ……一体何が起こったの?

レトナ

突然の崩壊に巻き込まれそうになってみんな死にかけてた

アルバート

〈ケメティエル〉に何かしら影響があったのだろう

セレナ

けど今は……

セフィロトは晴天に恵まれている

セレナ

待って、ウッドとお母様は!?

エドガー

分からない、手分けして探してみよう!

レトナ

分かったよ!

しばらく2人を探していると

草原で寝そべっているアイオロスを見つける

レトナ

おーいいたよー!

セレナ

お母様!!

アイオロス

ん……っえ、セレナ?

セレナ

お母様ぁああああああああああ!!

アイオロス

ちょ、セレ──

セレナはアイオロスに抱きつく

セレナ

無事で良かったよぉ。°(°´∀`°)°。

アイオロス

もう、セレナったら…

エドガー

アイオロス女王は見つかったな、あとはウッドだけだ

アルバート

見つかるといいですが

20分後

いくら探してもウッドの姿が見当たらない

エドガー

はぁはぁっ……どこなんだよ!

レトナ

もしかして土に埋まってる!?

アイオロス

それだと窒息してますわよ!

セレナ

……ん、なんだろうこれ?

セレナは黒い何かを拾う

それは間違いなくウッドの眼鏡だった

セレナ

…こっちかも!

セレナ

来てきて!

セレナは眼鏡を持ってあの場所に向かって駆け出した

エドガー

っおい、どこ行くんだよ!

アルバート

とりあえず着いて行きますか

セレナ

あっ、居たっ!

セレナ

───え?

そこにはボロボロになったウッドが仰向けになって倒れていた

消滅しながら

ウッド

っ………

セレナ

ウッド……どうして

ウッド

…その声はセレナか?

セレナ

なんで、なんでよく顔が見えないの!?

セレナ

わたしは元気、健康体だからはっきりと見えるはず!

ウッド

そっちが原因じゃねぇよ

ウッド

俺様は……もう時期消える

セレナ

嫌だ、言ったよわたし死んでほしくないって!

セレナ

お母様は無事だった、なんでウッドは──

ウッド

クリファを壊したからだ

セレナ

え……?

ウッド

これで誰も怯えなくていい、これが俺様が望んだ結末だ

セレナ

わたしは認めない、そんなバットエンドは許さない!

セレナ

……でも

セレナ

わたしには…場面をひっくり返す力なんかない

セレナ

時を戻す能力も、傷を癒す能力も…ない

セレナ

ただ、心を丸裸にするだけ…

セレナ

何もできない

ウッド

……っ

ウッド

なんで王子はお前に惚れたんだろう、なぁ?

セレナ

それはたまたまでしょ!わたしは何もしてない

ウッド

何も知らない王子を助けた、存在価値を与えたのはお前だろ!

ウッド

だから王子は、お前を優先した

セレナ

っ……でも

ウッド

セレナ、信じてほしい

ウッド

自分には人を救える力があることを

セレナ

セレナ

分かった……

セレナ

わたし、頑張ってみる!

ウッド

はは……きっと王子も強くなったと褒めてるだろうな

ウッドの身体がさらに消えていく

セレナはウッドの手を握りしめた

セレナ

ウッド……もう時間なの?

セレナ

もっと話してたい、一緒に居たい!

セレナ

。゚∵・(ノД`)∵゚。 うわああん

ウッド

泣くな、俺様も王子も宇宙のどこかでお前を見守っているから

ウッド

今は…笑ってくれ

セレナ

ウッド……

セレナ

……うん(。•́ωก̀。)…グス

セレナは涙線が弱くなりながらもウッドに笑みを見せる

セレナ

───き

ウッド

えっ……?

セレナ

わたしはウッドのことが大好きだ!!

セレナ

やっと言えた!

ウッド

ははっ……先越されたか…

ウッド

俺様もだセレナ、王子に負けないぐらい

ウッド

お前を愛してる

セレナ

ふふっ…ありがと

ウッドはセレナに見送られこの世から消滅した

握りしめていた温もりは、いつの間にか冷たくなっていた

レトナ

待って待って((((っ・ω・)っ

セレナ

みんなっ!

エドガー

相変わらずはえーよ!

アイオロス

貴方は箒があったでしょ?

エドガー

あっそうだった

レトナ

んで、ウッドは居たの?

セレナ

うん、さっきまではね

アイオロス

さっきまでは…?

エドガー

今は……

セレナ

今は空の上でわたしたちを見ているの!

エドガー

そ…んな……

エドガー

お前がいなかったら俺やっていけねぇよ。°(°`ω´ °)°。

レトナ

僕が…泣くなんて(ó﹏ò。)ウゥゥ

アルバート

……最後は何を話したのかね?

セレナ

それは、2人だけの秘密!

セレナは笑みを浮かべる

しかし、その笑みは酷く悲しみを隠しきれていなかった

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