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テラーノベルの小説コンテスト 第3回テノコン 2024年7月1日〜9月30日まで

たあと

みんな〜

たあと

コメントほんっとにありがとう!

たあと

いろんな案があったんだけど、

たあと

やっぱり一番最初の友達は相棒がいいなってことで!

たあと

黒名に決まりましたー!

黒名蘭世

黒名蘭世
年齢 9歳(現時点で)
好きなもの
 ホウジロザメ
嫌いなもの
 堅焼きせんべい

たあと

そんじゃ、

たあと

すたーと!

潔世一

カッ カッ

器用に白杖を使いながら、道を進んでいく

コレのおかげで、階段などとの境目がはっきりと分かる

潔世一

(すごく便利だな〜)

潔世一

(でも、急がないと遅れちゃう!)

潔世一

カッ カッ カッ

しばらく歩くと、子どもの声が増えてきた

潔世一

(ここらへんだと思うんだけど…)

少しの間彷徨っていると、同い年位の男の子が話しかけてくれた

黒名蘭世

……ねぇ

潔世一

だれ!?

黒名蘭世

君こそ学校の真ん前で何してるの?

潔世一

(もう着いてたんだ!)

潔世一

ええっと、僕、目が見えなくて…

潔世一

学校の入口が分からなかったの

黒名蘭世

ふーん

黒名蘭世

じゃあ、付いてきて

潔世一

えっと、どっちに?

黒名蘭世

あぁ、ごめん、こっちだよ

そう言う男の子は、僕の手をひいてくれた

黒名蘭世

職員室はここだよ

黒名蘭世

先生、いると思う

潔世一

ここまで連れてきてくれてありがとう!(満面の笑み

黒名蘭世

ッッ!!///

黒名蘭世

じゃ、じゃあ俺行くから///

潔世一

あっ、ちょと!

黒名蘭世

トタトタ

潔世一

行っちゃたのかな…

名前ぐらい聞きたかったのに

先生

ガラガラガラ

突然扉が開くと、先生らしい人が話しかけてきた

先生

あ〜💦ごめんね潔くん

潔世一

ビクッ

先生

本当は迎えに行くつもりだったんだけど、

先生

会議が長引いてしまってね

正直なところ、男の人はまだちょっと怖い…

先生

立ち話もなんだし、一度中に入ろうか

先生

君が潔くんだね

潔世一

は、はい

先生

話は聞いているよ、何かと不安なことはあるだろうが、
先生は、全力で君をサポートするからね

先生

何かあれば、すぐに頼ってね(ニコ

潔世一

はい

先生

君の教室は3-1だよ

先生

一緒に行こうか

先生は僕のペースに合わせて歩いてくれた

この人が担任の先生でよかった

ガヤガヤ

先生

はーい注目!

先生

このクラスに新しい仲間が加わります

先生

潔世一くんです!

潔世一

初めまして、潔世一です!

潔世一

仲良くしてくれると嬉しいです(ニコ

先生

彼は、視覚障害者といって目が見えません

先生

困っているときは助けてあげてください

(((はーい)))

潔世一

(あの子は、居ないのかな…)

あの子とは、さっき僕を助けてくれた子だ

潔世一

(まあ、そんな簡単に見つからないか)

先生

じゃあ、潔はここの席に座ってくれ

潔世一

はい

先生

それじゃあ、朝の会を始めるぞ

潔世一

(友達、できるかな……)

???

ねぇ、

潔世一

ビクッ

潔世一

もしかして、隣の子?

潔世一

えっと、これからよろしくね!

???

よろしくね、

???

潔世一っていうんだ?

潔世一

えっ!

まさか、この声…

潔世一

さっきの人!?

黒名蘭世

まぁ、うん

黒名蘭世

俺は『黒名蘭世』

潔世一

うそッ!!こんなに早く会えると思ってなかったよ!

潔世一

ええっと、えっと、

潔世一

さっきは本当にありがとう!

潔世一

黒名君?

黒名蘭世

黒名でいいよ

潔世一

ッッ!!

潔世一

じゃあ、俺も呼び捨てでいいよ!

黒名蘭世

分かった、潔!

潔世一

よろしくね!黒名!

たあと

変なところで切ってごめん!

潔世一

黒名とはもっと仲良くなりたいな♪

潔世一

友達っていう存在にも、なれるのかな?…

たあと

そうだね〜

たあと

主が頑張るしかないな

たあと

そんじゃ、

たあと

ばいば〜い!

潔世一

ばいば〜い!

盲目少年は、もののけたちに拾われる

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