短編集

俺の名前はヘチャン

俺には幼馴染がいる

この危なっかしいやつだ

俺が見ていないとすぐに怪我をする

ツルッ

ドスッ💨

ヘチャンは落ちてきたソユンを抱きかかえて、背中を地面に打った

ほらこの通り。こいつはやっぱり危なっかしい(呆) こいつには俺がいないとだめだ

中学時代

中学校もこいつと同じになり、同じクラスになった

この通り俺は今こいつに勉強を教えに行くところだ

・・・・・・

ほら、こいつは俺が勉強を教えてやらないとこいつは混乱する

やっぱりこいつには俺がいないとだめだ

俺は何故か高校まであいつと同じになった

ただ、あいつは高校生になってからいじめを受けるようになった

女子からの陰湿ないじめだ

あいつがいじめられる理由は明白で

ぶっちゃけ、あいつは美人で頭がいいからだ

それを羨む女子が毎回あいつをいじめている

ヘチャンは女子共を睨み続けた

ヘチャンはゴミ箱をのぞいた

そこにはジュースまみれになったソユンの参考書があった

バンッ！(机を叩く音)

机をドッコーーーーーーン！！

女子二人組は教室を出て行った、、、

放課後

ヘチャンは紙で包装された何かを渡した

ペリッペリッ

中にはソユンが捨てられた参考書の新品のものが入っていた

ギュッ

ヘチャンはソユンにハグをした

やっぱりこいつには、俺がいないとだめだ

そして、

俺もこいつがいないとだめだ・・・

fin