レーグル
ふわぁもうあれから5日たったのか

若者
いや〜快適すぎて最高だ、どうせなんかに襲われてもお前が全部ぶっ倒してくれるからな。

レーグル
そう言うお前も少しは隠れてないで加勢してくれよ。

若者
いやだね死にたくないから。

若者
お前と違ってそんな蹴りで機械兵を壊せないし機関銃乱射されたら回避もできずに死ぬんだよ。

レーグル
ふーん貧弱じゃんもっとトレーニング?ってのをしたら?

若者
したところでそんな化け物芸当できる訳ないだろ…お前本当に人間なんか?

レーグル
まぁ人間なんじゃない構造的に。

若者
なんだその曖昧な回答…

レーグル
まぁまぁその辺は気にしない気にしない

レーグル
それよりさ、ほら見てよ街だ。

若者
ん?あぁ確かにそうだなそれにしても…さっきから揺れすぎだろ

レーグル
ガイドブックによるとここら辺て平坦な筈なんだけどなぁなんでこんな凸凹してんだ?

二人は街についた、後ろを振り返るといたるところに歯車が散らばっている、これはガタガタ揺れたのも納得だ
レーグル
な、なんだこれ?歯車だらけじゃ無いか?

若者
街も見たところ色んなところに歯車が見えるな。

レーグル
ま、まぁいいやなんかおもし面白そうだしとりあえずどこ行く?

若者
ちょっと地図見せろ、う〜んそうだなじゃあ近いし腹も少し減ったしレストランでも行こうぜ

レーグル
いいねぇ!NICEidea!

さっそく店へと向かった、幸運なことに待ち時間はほぼ無かった。
若者
何頼む?

レーグル
(文字あんま読めねぇ…しゃあない翻訳アイズ使うか…)じゃあこのハンバーグギアセットってのを頼もうかな。

若者
そうかじゃあ俺もお前と同じで

若者
って言うかこの店も天井に歯車みたいのが張り巡らされてんな。
歯車をこんな全開に回しても騒音にならないとかどんな技術使ってんだろうな?

レーグル
さぁねよくわからないよ、おっキタキタ。

歯車が動きそれに合わせて料理のプレートを乗せた板が動きレーグルの横料理が届いた、まるでレーンで寿司を運んでくる回転寿司みたいだ。
レーグル
ワォ!いっただきま〜す、美味いなぁ…。

若者
なんでわざわざ歯車なんだろな…別に普通のレーンでもいい気がするんだけどなぁ、まぁそう言うノリなのかな?

若者
……遅いな、お前もうすぐで食べ終わっちゃうしな…

レーグル
タッチパネル確認して見ようよ、あっ!ほら頼んだ履歴がない。

若者
はぁ〜なんてこった…頼み忘れてたとはな。

若者
よしよし遅くなったけど食べようかな後俺人参嫌いだからお前食ってくれないか?

レーグル
いいよまだ食べたかったし

若者
じゃいただきまーす。

若者歓喜の瞬間、思えば3年ぶりぐらいのハンバーグを口に入れようとした瞬間だった。
若者
ブー!ゲホゲホ!…うぶ…な、なんだ?!

レーグルは窓の外を見た、空には戦艦のような物が浮かんでいた。
こちらに砲台を向けながら。