テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
コメント
0件
👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!
創作小説
友情・青春物語
桃×赤メイン
nmmn
ご本人様に関係ありません
軽快になるチャイムが
一日の始まりを告げる
夏休みを目前とした教室は
暑さのせいか
それとも期待からか
いつもより騒がしく感じた
その騒がしさの一端に俺も入る
夏休みは成し遂げたいことがある
いや絶対
必ず成し遂げなければいけない
そんな決意がバレないように
友達の話をいつものように笑い飛ばす
桃
赤
紫
桃
紫
桃
紫
紫
紫
桃
桃
赤
桃
紫
桃
高校生活最後の夏
泡になって消えないように
最後まで足掻いてみせる
憂鬱な授業も終わり
日が落ち始めて
じめじめする感覚に苛まれる
この感覚が嫌ったらしい
俺は軽音部
桃くんは生徒会
お互い放課後の過ごし方は違うけど
金曜日は丁度2人とも休みで
こうして一緒に帰っている
桃
赤
桃
桃
赤
桃
桃
赤
桃
赤
赤
赤
桃
赤
桃
桃
桃
赤
自分の行動を読まれたのが悔しくて
桃くんをちょっとだけ睨みつける
桃
桃
赤
桃
赤
桃
桃
赤
赤
桃
赤
桃
桃
赤
赤
赤
桃
赤
桃
赤
桃
赤
赤
桃
桃
赤
赤
赤
赤
桃
赤
赤
赤
桃
赤
赤
桃
赤
桃
桃
赤
赤
桃
桃
赤
桃
桃
赤
桃
桃
赤
赤
桃
赤
桃
毎週金曜日になると響く笑い声
おかげで土曜日はいっつも頬が痛い
眩しい夕日を
卒業まで桃くんと見れますように
叶ってほしい願いを
祈りを胸に灯した
next→