三ツ谷
無理して笑うな
三ツ谷
…傍に居てやれなくてわりぃ
夢
…っ(ポロ
三ツ谷
…夢?
夢
ごめ…っ(グスッ
三ツ谷
あ、ごめん!
三ツ谷
俺…
慌てて抱きしめていた手を離す…
夢
…ううん、違うの…
夢
…安心した、から…
三ツ谷
…嫌じゃ、なかったか…?
恐る恐る、聞いてくる三ツ谷くんに 頷いて返事をする
三ツ谷
…なぁ、夢
声をかけられ頭をあげる
三ツ谷
…俺が、傍にいちゃ、ダメか…?
夢
え…?
三ツ谷
俺に、夢を守らせてほしい
突然の告白に戸惑う…
三ツ谷
…嫌か?
夢
えーっと…
私は…
三ツ谷くんをどう思っているんだろう
柚葉や八戒くんと同じくらい大切な人
それは、間違いない
ここまで一緒に居て…男の人で…
でも…
嫌、ではない
夢
(…嫌、じゃない…?)
自分でも、 そう思っていることに驚く…
夢
(そっか…)
夢
(安心したのは…)
夢
…嫌じゃ、ないよ…
夢
私も一緒に居たいと思ってる
夢
…はず
三ツ谷
…はずってなんだよ。笑
夢
い、いや…
夢
三ツ谷くんと一緒にいることも
夢
この距離感も…嫌、ではないの
夢
だから、一緒に居たくないとか
夢
そう思ってるわけでは…
私の言葉に、笑い出す三ツ谷くん
三ツ谷
ハハッ
三ツ谷
わかったから、落ち着けよ
三ツ谷
今は、その言葉で十分だ
三ツ谷
ありがとな
夢
…う、うん
三ツ谷
またちゃんと伝えるから
三ツ谷
その時までに整理しといてくれよ(ニコッ
三ツ谷くんが手を差し出す
…私はその手を取り、立ち上がった
柚葉
夢ー!三ツ谷ー!!
八戒
大丈夫!?
居るはずのない柚葉と八戒くんが こちらへ向かってくる
夢
え!?
夢
2人共なんで…?
柚葉
なんで…?じゃないわよ!
柚葉
ずっと待ってるのに、
柚葉
連絡もないしどれだけ心配したか!
八戒
そうだぞ
八戒
柚葉ずっと携帯握りしめて
八戒
ソワソワしてたんだからな!
柚葉
ちょ、八戒!!
三ツ谷
あー…わりぃ
夢
ちょっと、いろいろあって…
三ツ谷くんと顔を見合わせる
柚葉
へ〜…いろいろって…
柚葉
さっきのこと?
夢
…!?
八戒
ごめん、心配で早めにこっちに来てて
八戒
…見ちゃった
三ツ谷
…見ちゃったって…
三ツ谷
お前らなー…
柚葉
いいじゃん、お幸せにね!
三ツ谷
まだ、そういうのじゃねぇよ
八戒
まだ、なんだね。笑
三ツ谷
八戒もうるせぇーぞ!
それからしばらくは
柚葉と八戒くんに散々 いじられたのは言うまでもない…
夢
(…三ツ谷くん、柚葉、八戒くん…)
夢
(みんなが居たから、乗り越えられた)
夢
(…本当にありがとう)
END







