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イリーオス・クラーク
じゃ､いってらっしゃい
？？？
友達だと...？
イリーオス・クラーク
うん､そうだよ､と・も・だ・ち わかる？
？？？
悪いが貴様の用な奴とは関わるつもりは、
イリーオス・クラーク
そっちのカチューシャの子はどうかな､友達になってくれる？
？？？
はい！いいですよ！
イリーオス・クラーク
ありがとう､よろしくね…え〜と
レモン・アーヴィン
レモン・アーヴィンです！
イリーオス・クラーク
よろしくね､アーヴィンちゃん
レモン・アーヴィン
レモンでいいですよ､先輩
イリーオス・クラーク
......あ〜､こっちの呼び方の方が慣れてるのよ｡だからアーヴィンちゃんでいい？
レモン・アーヴィン
それなら別に大丈夫ですよ！
イリーオス・クラーク
うん､ありがとう...あ､私のことはイリーでいいよ､イリーオスだと長いでしょう？
レモン・アーヴィン
ではお言葉に甘えてイリーちゃんで！
イリーオス・クラーク
わかった…えっと水色髪の子は？
レモン・アーヴィン
あ！こっちはランス君です
ランス・クラウン
フン…ランス・クラウンだ
イリーオス・クラーク
イリーオス・クラークです よろしくねクラウン君
ランス・クラウン
馴れ合うつもりはない
イリーオス・クラーク
ふふ､そう…それならそれでいいわ
イリーオス・クラーク
（嘘を吐く対象が減るし）
イリーオス・クラーク
あ､そう言えば私､この後友達に呼ばれてるのよ｡だから今日はもうお暇するわね
マッシュ・バーンデット
あ､はい
イリーオス・クラーク
またね〜
マッシュ・バーンデット
……変わった人だな
イリーオス・クラーク
（……友達､かぁ）
イリーオス・クラーク
（ま､どうせ魔法不全者君が死ぬまでだけど）
イリーオス・クラーク
どうせまたすぐに壊れるんだし良いか
イリーオス・クラーク
（愛情も友情もバカらしい…所詮全部嘘だ）
イリーオス・クラーク
嘘で...人は容易く操れる
イリーオス・クラーク
『そうだろう？ネロー』
ネロー
『うん､そうだよ！君はボクの言う通りに嘘を吐き続けたら良い』
イリーオス・クラーク
『……それは…正しいことなの？』
ネロー
『ボクがイリーに間違ったことを教えたことってある？』
イリーオス・クラーク
『それは.....ない....けど』
ネロー
『それにボクはイリーのためを思っているんだ』
イリーオス・クラーク
『…？､私の…ため？』
ネロー
『うん！ボクとイリーが幸せでいるためにね！』
イリーオス・クラーク
『そっか…』
イリーオス・クラーク
（ネローがそう言うなら…正しいのかな？）
イリーオス・クラーク
（そうだよね､今までもそうだったし……）
？？？
必ずしも､嘘はいいことだとは限らねぇぞ
？？？
いつ､限界が来るかわからねぇ
？？？
それでもお前は嘘を吐き続けて行くのか？
？？？
自分の本当の思いを偽り続けてて
？？？
お前は…本当にそれでいいのか？
イリーオス・クラーク
（⬛︎⬛︎⬛︎はあぁ言ってたな…）
イリーオス・クラーク
（知らないよ…自分はやりたいこともないんだから､他人に決めてもらうしか…）
イリーオス・クラーク
（別に…限界が来たっていいよ､ようやくわかるなら）
イリーオス・クラーク
（正しいことか､悪いことか）
イリーオス・クラーク
………………
イリーオス・クラーク
本当の思い、か
イリーオス・クラーク
（わからないのに､そんなもの…なのにわかる気がする）
イリーオス・クラーク
（知りたい､この思いを）
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