テコテコ
テコテコ
テコテコ
テコテコ
テコテコ
レイが起きてから数日
みんな最初は喜んでた
でも
途中からなにかおかしいと 思い初めた
今までもレイは 性格をコロコロ変えた
猫被ってたり、達観してたり
大人ぶったり
でも
このパターンは初めてだ
マイキー
レイ
レイ
マイキー
レイ
レイ
一言一言がなんというか
ふわふわとしていて
何を考えているのか
わからない
常に笑顔で
存在感がない
寝起きに近い感じかもしれない
ダルそうには見えないが
元気ともまた違う気がする
食欲が無いらしく
点滴で栄養を摂っている
いや
食欲だけではなく
あらゆる欲が無くなっている
もう既に
睡眠導入剤がないと まともに寝れない体になっている
これがどういうことなのか
理屈とか関係なく
ただただ まずいという焦りが 全員の中に巣食っている
このままではまずいと思ったのは
あの日の大寿との会話が 決め手だった
レイ
レイ
大寿
レイ
レイ
レイ
大寿
大寿
レイ
大寿
大寿
レイ
レイ
大寿
レイ
レイ
大寿
大寿
レイ
レイ
大寿
大寿はレイの両肩を掴んで
レイの目を真剣に見つめ返した
大寿
大寿
大寿
大寿
大寿
レイ
レイ
レイ
大寿
レイ
大寿
大寿
大寿
大寿
レイ
レイ
大寿
レイ
大寿
レイ
大寿
大寿
大寿
レイ
レイ
レイ
大寿
大寿
大寿
レイ
レイ
レイは信じていないようだった
この日から
レイは精神科医や心理士と 面会することを義務付けられた
レイ
レイ
レイ
レイ
レイ
レイ
レイ
レイ
レイ
レイ
レイ
レイ
レイ
レイ
レイ
レイ
レイ
レイ
テコテコ
テコテコ
テコテコ
テコテコ
テコテコ
テコテコ
テコテコ
テコテコ