9月13日(金)
現在地…カフェ(昨日と同じカフェ)
モテモテ男子3人組は昨日と同じカフェにやって来て、また美月が来るのをずっと待っていた。
浩介(こうすけ)
まだか?まだ来ないのか?一体いつになったら来るのかな?

浩介(こうすけ)
まぁ、多分来ない可能性もあるからな。

輝(あきら)
そりゃそうだよね。待ってる間に僕達は休憩してるからね。

翔太(しょうた)
あのー…一応確認するけど、一体どんな作戦なの?もし上手く声をかけたらどうするの?

輝(あきら)
まず最初は「こんにちは。お嬢さん。僕と一緒におしゃべりしませんか?」って話しかける。

輝(あきら)
もし成功したらそのまま一緒におしゃべりして、「今がチャンス!」だと思ったら告白をする。

輝(あきら)
もし失敗したら…普通に諦めるしか無いね…。

浩介(こうすけ)
…でも…よく考えたら、これは普通にナンパだけどな…。

浩介(こうすけ)
そう簡単に上手くいくとは限らないからな…。

翔太(しょうた)
浩介の言う通り…。これは普通にナンパだよ…。輝は一体何を言ってるんだ…?

3人がそう喋っていると、肝心の美月が再びカフェにやって来た。
美月(みつき)
また来ちゃいましたわ!本当にここはおしゃれですわね!

浩介(こうすけ)
あっ!おい!翔太!来たぞ!昨日の女の子が来たぞ!

輝(あきら)
翔太!今が話しかけるチャンスだよ!さぁ!行って!行って!行って!

翔太(しょうた)
ちょっと!輝!押さないでよ!分かったよ!行くから!行くから!

輝に背中を押された翔太は
緊張しながら、美月の方へ話しかけに行った。
美月(みつき)
さーてと♪今日は何を頼みましょうかな♪

美月(みつき)
昨日のこのケーキ、とても美味しかったですからね♪また頼もうかしらって、ええ!?

美月はメニューを見て昨日食べたケーキを頼もうとしたら、
近づいて来た翔太を見て、
翔太のかっこよさとイケメン顔に心がときめき、心を奪われた。
美月(みつき)
か…かっこいいですわ…!(心の声)

美月が翔太のかっこよさとイケメン顔に目を奪われている間に
翔太が話しかけて来た。
翔太(しょうた)
あのー…すいません…あのー…聞こえてますか…?

美月(みつき)
はっ…!すみません…!

翔太(しょうた)
僕の名前は翔太(しょうた)です…!

美月(みつき)
えーと…私(わたくし)、美月(みつき)と言います…!

翔太(しょうた)
よろしくお願いします…!美月さん…!

翔太(しょうた)
あのー…良ければ僕と一緒に…楽しくおしゃべりしませんか…?

美月(みつき)
えっ…!?も…もちろんです…!

二人はお互い緊張したまま、数分間楽しくおしゃべりをした。
翔太(しょうた)
あ…あのー…美月さん…言いたい事があるんです…。

美月(みつき)
は…はい…何でしょうか…?

翔太(しょうた)
美月さん…!実は僕は君を…好きになったんです…!

翔太(しょうた)
付き合ってください…!

美月(みつき)
えっ…!?

美月(みつき)
わ…私(わたくし)も貴方をす…好きになりました…!も…もちろん…!よ…喜んで…!

翔太(しょうた)
や…やったー!

翔太が告白すると、
美月はOKした。そう、これで二人は両想いになった。
両想いになった所で、陰からずっと見ていた輝と浩介がやって来た。
輝(あきら)
翔太ー!翔太!君の告白かっこよかったよ!

輝(あきら)
緊張してた割にはちゃんと喋ってたじゃないかww

浩介(こうすけ)
翔太!お前ずっと緊張してたけど、告白するとはお前よく頑張ったな!

美月(みつき)
翔太、この二人は誰でしょうか?

翔太(しょうた)
この二人は僕の友達です。

翔太(しょうた)
紫の服を着ているのが浩介(こうすけ)、赤い服を着ているのが輝(あきら)です。

輝(あきら)
よろしく!

浩介(こうすけ)
どうも!

美月(みつき)
輝と浩介もイケメンですね。

翔太(しょうた)
美月さん、僕と浩介と輝はモテモテ男子3人組と呼ばれているんです。呼び名の通り、女子達からモテモテなんです。

美月(みつき)
まぁ!3人ともイケメンだから、そりゃモテモテですわよね!この私(わたくし)を惚れさせましたからね!

輝(あきら)
モテモテなんてそんな事無いよ〜

浩介(こうすけ)
俺も同じ意見だよ。まぁとにかく、良かったな!翔太!

翔太(しょうた)
うん!美月さん!これからよろしくお願いします!

美月(みつき)
はい!こちらこそこれからよろしくお願いします!

こうして、お互い一目惚れした美月と翔太は両想いとなり、幸せなカップルになっていった。