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あいつ→お母様の再婚相手の義父
女→義父が7話で連れてきた女
本編どうぞ
代々九条家は女が当主を継ぐことが 仕来りであり
現当主が他界した場合
年齢関係なく現当主だった実の娘が 継ぐことが
''絶対'' 守らなければならない掟である
にもかかわらず
お母様が亡くなって 当主になったのは男であるあいつだ
最初はあの女が当主になる 予定だったらしいが
流石にそれはムリだったみたいだ
あいつが当主になってから
新しい使用人が雇われた
萌色達が九条家を去ったのも あいつらが原因だった
九条家での私の立場は奴隷と化し
使用人達は私を見下し まるで私より自分らの方が偉いと 言うような言動と行動。
あいつと女からは理不尽な暴力 毎日受けた
他にも
個性強化訓練で
血を吐こうが 倒れようがお構い無し
やりたくもない事を山程させられ
まさに奴隷と言う言葉がピッタリな 生活を送っていた
奴隷生活 1年/106日
あの女は決まって毎週金曜日の夜 私が寝てる時に私の部屋に来て
呪いをかける
まぁ私は毎回起きてるんだけど... それを知らずにペラペラ喋る女に どれほど腹が立ったか....
いつものように呪いをかけられている 時に女が...
『実はねぇ〜君のお母さん殺したの 私なんだぁ♡』 『私の術式でね、呪い殺したの♡』 『あ、もちろんあの男も共犯だよ~?』
と笑いながら言った..... もちろん怒りはしたが半分は スッキリしていた
知世が直せないほどの病気があるのか と、ずっとモヤモヤしていたから
奴隷生活から 2年/182日
計り知れない呪力が私にあると 気づいたあいつは
個性強化訓練を辞めさせ 呪力操作や術式を教え始めた
あいつがなぜ呪術師でもないのに そんな知識を持っているのか....
それは九条家と五条家がとても 近い親戚だからだ
九条家は個性持ちだけが集う家紋
五条家は呪術師並の呪力を持った者 のみが集う家紋
九条家で呪術師並の呪力を持った者 が生まれた場合。五条家の者となる
五条家で個性持ちが生まれた場合。 九条家の者となる
九条家は現当主が他界した時 現当主だった実の娘が当主を継ぐが
五条家は完全実力主義だ 一番強い者が当主を継ぐ
そういう掟だから。 あいつはこう考えたのだろう
『宵がもし、_______より強くなれば五条家も九条家も俺のものだ』
と...でも現実はそう甘くはない
私の呪力は計り知れないが それを操ることが出来なかった
どんなに訓練しようが結果は 変わらないと知ったあいつは
私の身体を研修し始めた。
麻酔もなしに 私の身体を切ったり、えぐったり
そんな事をしているうちに
''どんな苦痛を与えても死なない'' ''傷の治りが異常に早い''
ことに気づいたあいつは次の日から 研究をやめて
しばらく家を空た
半月ほどであいつが帰ってきた。
奴隷生活から 丁度4年経った 11月12日
あいつが帰ってきてすぐ私は女に手術室という名の拷問部屋に連れてかれ
いつもは打たない麻酔を打たれ 私は眠らされた...
『どうだ?』
と起きた私にあいつは鏡を見せてきた
鏡を見てみると青色だった瞳が 赤色に変わっていた....
私を見てニヤリと笑いあいつらは 言った
『混じわるかぁ?これ』
『大丈夫よ♡ こんな器にピッタリな人...いや化け物いないわよw』
『それもそうだなぁw』
『あ、勘違いすんなよ?これも全部お前のためだからな?w』
『そうよ? 感謝しなさい?♡』と。
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