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塩系彼氏との日常

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塩系彼氏との日常

3 - 甘えたな彼女

♥

163

2023年05月03日

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今回はあまりIf君のツンデレ要素が 少ない話になっています また初兎君が熱を出している設定です それでも良い方のみどうぞ!

今日は俺の彼女が 熱を出して親もいないと言う事で 見舞いに来ています

しょう

まろちゃ、ごめんね

いふ

別に心配なんてしてねーよ

いふ

たまたま通りかかったから…

しょう

それでも来てくれてありがと…ケホケホ

いつも元気いっぱいのしょにだが 弱々しくお礼を言った

いふ

大丈夫だから喋るな、ベッド行けるか?

しょう

う…ん…

玄関で俺を迎え入れてくれた しょにだはフラフラとした 足取りで寝室に向かおうとした しかし辛いようで壁にもたれかかっている

いふ

やっぱり辛いよな

いふ

しょにだちゃんと掴まれよ?

しょう

ふぇ…?

俺はしょにだをお姫様抱っこで 連れていく事にした 熱で元々顔が赤かったのが 更に赤くなっていた

しょう

まろちゃん…!恥ずいから下ろして…?

いふ

しょにだフラフラだから無理

しょう

むぅ…

いふ

素直になった方がいいぞ

しょう

うん…ありがと///

いふ

…よろしい

しょう

うぅ…熱い…ハァハァ

いふ

熱上がってるのか

俺はしょにだの額に手を置いた すごく熱い… これは病院に行くレベルじゃないか…?

しょう

ふふっ///まろちゃんの手冷たくて気持ちい〜♡スリスリ

いふ

…///

いふ

しょにだ薬飲む為にご飯食べなきゃだから、俺作るからちょっと離して?

しょう

えぇ…まろちゃん行っちゃうの?ケホ

しょう

行っちゃやだ…!ここに居て…?ウルウル

しょにだは小さな子どもの ようだった 可愛いが薬を飲まなきゃ治るものも 治らない でもこのまましょにだをここに残して 行くのも嫌だな

…一度寝かせてからご飯作ろう うん、そうしよう

いふ

…しょうがないから居てやるよ

しょう

パァァァ✨

しょう

じゃあぎゅってして?

いふ

…///おいで?

ぎゅ

しょにだの熱が直に伝わる 相当熱かった

しょう

ふふっ///まろちゃーん、大好き♡

いふ

…俺も好きだよ///

しょう

今日のまろちゃんは素直やね〜ケホケホ

しょう

ちゃんと言ってくれるのすごい嬉しい♡

いふ

…そうかよ

いふ

安心したか…?もう作ってきても…

しょう

え、もう終わりなの…?

しょう

嫌だ!まろちゃんまだぎゅってしてよ…

好きとはよく言ってくれるが こんな風に甘えたり普段しないから しょにだの可愛さが直接 俺の心臓をぶち抜く

いふ

分かった…しょにだが良いって言うまで離さないから

ぎゅ

しょう

ベッドに座ってるとまろちゃんに寄りかかっちゃうから、一緒にベッドで寝ない…?

いふ

…俺が入っていいのか?

しょう

もちろん♡ポヤポヤ

そう言われたので素直に ベッドの中に入る これなら寝かせやすいかもしれない ただ一緒に寝るのは俺の心臓に悪い

いつもより顔が赤いしょにだは 照れてるみたいで、 病人に言うのもあれだけど可愛い

いふ

ナデナデ

そっとしょにだの髪を撫でる

しょう

へへっ///

はにかんだ顔も愛おしい 今日は素直に可愛いと思えてしまう いつも心の中でも照れてしまうのに

いふ

…可愛い

しょう

まろちゃんに撫でられるの好き…ウトウト

しょう

すぅー

しょにだはゆっくり目を閉じた

いふ

寝たか?

しょう

すぅーすぅー

いふ

…お粥でも作るか

トントントン

いふ

うん、こんなもんでいいな

いふ

しょにだまだ寝てるかな

いふ

行ってみるか

しょう

うぅ…あぁ…

しょう

行かないで…!待って…!ポロポロ

しょにだはすごくうなされていた 汗もすごいし、涙を流している 病人を起こすのは気が引けるが 俺は声をかけてしまった

いふ

初兎!大丈夫か?!

しょう

ん…

しょう

はっ…!まろちゃ…ポロポロ

いふ

しょにだ大丈夫か?怖い夢見た?

俺はしょにだを抱きしめながら なるべく優しい声で しょにだに声をかける

しょう

うん…ポロポロ

しょう

まろちゃんが僕を置いて遠くに行っちゃう夢…ポロポロ

しょう

…怖かったポロポロ

俺を強く抱きしめながら しょにだはポロポロと 涙をこぼした

いふ

大丈夫、俺はここにいる

いふ

分かる?

しょう

うん…まろちゃんが、ここにいる…

いふ

そう

いふ

絶対離れないから…

しょう

うん…!ポロポロ

しょう

まろちゃんありがと、ちょっと落ち着いたケホ

いふ

…良かった

いふ

ご飯食べれそうか…?

しょう

作ってくれたの?

いふ

たまごのやつ…

しょう

嬉しいっ!早く食べたいな…!

目をキラキラさせて 具合が良くなってそうと思えた

いふ

一つ良いか?

しょう

うん…?

いふ

俺か食べさせても良いか…?///

しょう

えっ…!いいの…?!

しょう

僕まろちゃんに食べさせてもらいたい…!

彼女にこういうのをするの 少し憧れていたのでやってみたかった

いふ

ほれ

しょう

…あーんって言ってほしい…

いふ

はあ?!

しょう

あ、ごめ…やっぱり大丈夫

しょう

よくばりすぎた…

いふ

…あーん

しょう

…!

しょう

あーんパク

しょう

美味しい…!まろちゃんありがとう

いふ

それは良かった、もっと食えるか?

しょう

うん!もっといっぱい食べたい…!

しょにだは全部食べきった ずっと美味しそうに食べてくれて 作った側としても嬉しい

しょう

ふふっ///幸せやなぁ

いふ

急にどうしたんw

しょう

熱が出てもまろちゃんが来てくれて、一人じゃないってすごく安心して

しょう

お粥まで作ってくれる優しい人で

しょう

まろちゃんの事改めて大好きだなって思って♡

いふ

…///

いふ

そんな事言ってないで寝ろ…!///

しょう

ふふっまろちゃんいつもありがとね

しょう

ずっと大好きやよ…

しょう

すーすー

いふ

恥ずかしい事最後に言うなよ…!///

いふ

ま、可愛いから今回だけは許すか、熱だしな

そう独り言を言って しょにだの頭を撫でた さっきよりも顔色が良いように見え 安心したら急に眠気が来た

そしてしょにだのベッドに そのまま倒れ込むようにして俺も 眠りに落ちた

しょう

ん…ふわぁ…

まろちゃんの看病のおかげか  大分気分が良くなった ふと気づくとまろちゃんが隣で 僕の手をとったまま眠っていた

いふ

すぅーすぅー

しょう

んー、この体勢キツそうやね

しょう

僕まろちゃん運べるかな…?よいしょ…

どうにか僕の隣で横にした こんなに動かしても起きないと 言うことはかなり疲れているんだろう 看病してくれたからやね まろちゃんありがとう

また僕はまろちゃんの隣で 静かに眠りについた

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