冬休みに入り、あっという間に 12月24日になった
涼
……ん……
玲
………
目をうっすら開けると玲が制服に着替えていた
涼
…あれ…?どこ行くの…?
玲
ちょっと生徒会の用事があるから学校に
涼
え…ええ!
玲
…そうゆうことだから、行くわ
涼
あ、ま…待って!!
玲
……?
涼
誕生日おめでとう!!
玲
!……ええ、ありがとう
涼
へへ…絶対1番に言うって決めてたから
涼
気をつけて行ってきてね
玲
……行ってきます
数時間後
涼
一緒に過ごしたかったけど…生徒会なら仕方ない
涼
いっちょ本気出しちゃいますか
玲
それでは、これで会議を終わります
愛衣
お疲れ様でした
玲
……
玲
(もう午後5時……はぁ…)
愛衣
玲ちゃん
玲
ん?
愛衣
お誕生日おめでとう!
愛衣
これ、プレゼント
玲
…ありがとう
愛衣
こちらこそ、いつもありがとう!
愛衣
じゃ、次会うのは年明けだね
玲
ええ、そうね
愛衣
良いお年を!
玲
良いお年を
涼
おお…私…天才なのでは…
涼
ご飯もケーキも全部完璧…?
時計を見るともう午後5時半になっていた
涼
……まだかなぁ…
ガチャッ
涼
!噂をすれば…
玲
ただいま
涼
おかえり!!!
玲
…!…貴女…これは…
涼
へへへ
涼
ちょっと頑張ってみたよ
玲
……直ぐに着替えてくるわ
涼
うん!
玲が着替えてからご飯を食べ始めた
涼
どう…?
玲
……美味しいわ
涼
…良かった〜…!
玲
…貴女が作るものはいつも美味しいわ
涼
…へへ…
玲
モグモグ
涼
(可愛い……)
涼
…うん、美味しい!
ご飯も、ケーキも食べ終わり、私達はしばらくゆっくりしていた
涼
クリスマスといえばやっぱりこれだよね〜
玲
なんでホラー映画…
涼
え?観るでしょ?
玲
普通観ないわよ…
涼
怖いなら別に観なくても…
玲
ム……別に怖くないわ
涼
ははは!だよね〜?
玲
ビクッ
涼
(ホラー苦手なのに…可愛い…)
涼
………
ちょっとしたイタズラ心で玲にゆっくり近づいて耳を噛んだ
玲
は…ぅっ!!
玲
…ちょっと!
涼
ご…ごめん…つい…
涼
(…え……えろい…)
玲
も…本当にバカ…バカ…
涼
(怖さで語彙力が…)
玲
……
涼
ごめんって
玲
………
玲
お…お風呂…
玲
一緒に入るなら…許す
涼
(怖いんだ…)
涼
もちろん!
お風呂も一緒に入って、少しまた話してから部屋に来た
涼
…あ、そうだ玲
玲
ん…?
涼
私から誕生日プレゼント
棚から袋を取って中からプレゼントを出す
玲
えっ…
涼
気に入ってくれたら嬉しいんだけど…
玲は受け取って包装を取り、箱を開けた
玲
!…アンクレット?
涼
うん
涼
それなら靴下に隠れて見えないし…
涼
お…お揃いとかにできるかな…って…
玲
………
玲
嬉しいわ
涼
!…へへ…
涼
バイト頑張った甲斐が…
涼
……あっ
玲
…バイト?
涼
いや…その…
玲
うちの学校はバイトは禁止してるはずだけれど…?
涼
…ご…ごめん…
玲
………はぁ…今回だけは見逃すわ
玲
…私の為なら尚更ね…
涼
…う…うん!
玲
…どっちの足につけてくれるのかしら?
涼
…そ…それはもちろん
涼
……
ベッドに座った玲の足を掴み、左足首にアンクレット付けた
涼
こっち…
玲
…ふふ…
玲
ちゃんと意味知ってたのね
涼
あ…当たり前だよ!
涼
…でもこれで…
涼
私とお揃い!
玲
……ええ
涼
…そんじゃ…そろそろ時間も遅くなってきたし…
玲
………
玲
ねぇ、涼
涼
ん?
玲
……今日は私の誕生日
涼
…?うん、そうだよ
玲
…少しぐらい我儘を言っても許されるのかしら…?
涼
!…そ…そりゃあ…私に出来る事なら…
玲
…むしろ…こんな事、貴女以外には頼めないわよ
涼
え……あっ…
玲はゆっくりとパジャマのボタンを外していった
涼
…れ…玲…
恥ずかしそうに私を見下ろす玲
それに引き寄せられるように首を撫でた
玲
っ……
涼
………
耳元に顔を近づけ
涼
…いいの?
玲
あっ…!…
玲
……うん…
玲
お願い…っ…
ドサッ
涼
…私も…したかった…
玲
……っ……
顔を赤く染めながら顔を逸らす玲の首にキスをして身体を撫でた
玲
は…ぁ…っ
涼
(可愛い……震えてる…)
何度もキスをしながら、ゆっくり衣服を脱がせていく
ギシッ
玲
っ…ふ…っぅ…!
涼
玲……玲…
しつこいぐらいに耳元で名前を呼び
玲
…ま……っ…!そ…そこで
玲
喋らな…っ
時々耳をなめる
玲
ひ…ぃっぁ…!
涼
…はぁ…
涼
(可愛い…もっと…もっと乱したい…)
涼
…好き…好きだよ…玲
玲
ん……ぁ…っ…
玲
…わ…私…も…っ…
玲
……好き
ギシッ