コンコン
芥川龍之介
ガチャ
芥川龍之介
中島敦
芥川龍之介
中島敦
中島敦
芥川龍之介
君はそう言っていた
梅雨時ずぶ濡れのまんま
中島敦
家の前で泣いていた
夏が始まったばかりというのに
中島敦
君は酷く震えていた
芥川龍之介
中島敦
芥川龍之介
そんな話で始まる
あの夏の日の記憶だ
中島敦
芥川龍之介
芥川龍之介
中島敦
中島敦
中島敦
中島敦
中島敦
中島敦
中島敦
芥川龍之介
そんな君に僕は言った
芥川龍之介
中島敦
財布を持って
ナイフを持って
携帯ゲームも鞄に詰めて
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
中島敦
芥川龍之介
人殺しとダメ人間の僕と君の旅だ
そして僕らは逃げ出した
この狭い狭いこの世界から
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
中島敦
中島敦
中島敦
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
中島敦
君は何も悪くないよ
芥川龍之介
芥川龍之介
中島敦
そんな嫌な共通点で
僕らは簡単に信じあってきた
君の手を握った時
微かな震えも既に無くなっていて
芥川龍之介
中島敦
誰にも縛られないで
二人線路の上を歩いていた
金を盗んで
二人で逃げて
何処にも行ける気がした
芥川龍之介
額の汗も
落ちた眼鏡も
中島敦
中島敦
中島敦
芥川龍之介
中島敦
中島敦
中島敦
中島敦
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
中島敦
中島敦
宛もなく彷徨う蝉の群れに
水も無く揺れ出す視界に
迫り狂う鬼達の怒号
中島敦
芥川龍之介
莫迦みたいにはしゃぎあい
中島敦
芥川龍之介
ふと君はナイフを取った
芥川龍之介
芥川龍之介
中島敦
中島敦
中島敦
芥川龍之介
中島敦
芥川龍之介
そして君は首を切った
まるで何かの映画のワンシーンだ
白昼夢を見ている気がした
太宰治
太宰治
気づけば僕は捕まって
芥川龍之介
森鴎外
森鴎外
芥川龍之介
森鴎外
森鴎外
芥川龍之介
そして時は過ぎてった
ただ暑い暑い日が過ぎてった
中原中也
太宰治
国木田独歩
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
僕は今も
今でも歌っている
芥川龍之介
芥川龍之介
九月の終わりにくしゃみして
六月の匂いを繰り返す
中島敦
君の笑顔は
中島敦
君の無邪気さは
頭の中を飽和している
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
芥川龍之介
海に身を投げる
END
コメント
1件
ブクマ失礼します😭いい話すぎる😭