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夢を見る
それは決まって同じ夢だった。
放課後の街角
赤信号を無視して飛び出した車
🚗´-
クラクション、そして衝撃ーー。
ドン!
星月 理奈
目が覚めると...
汗でぐっしょりと濡れたシーツに、
身体が沈んでいた。
心臓は早鐘を打ち、
喉がひどく乾いている。
星月 理奈
何度も見続けてきた夢
ただの夢___
そう言い聞かせても、
あまりにも鮮明すぎて、
胸の奥に不安が残り続けていた。
先生
先生
先生
先生
am14:02
入学式の午後
校舎のざわめきから逃げるように、
静かな図書室に足を踏み入れた
星月 理奈
星月 理奈
本棚の並ぶ匂いに安心して、
指先が自然と1冊に伸びる
その瞬間、別の手が同じ本に触れた
星月 理奈
糸師 凛
糸師 凛
顔を上げると、涼やかな瞳の少年___
君が立っていた
星月 理奈
星月 理奈
糸師 凛
彼は本を差し出し、少し目を逸らした
糸師 凛
星月 理奈
星月 理奈
糸師 凛
思いもよらない提案に、
君の眉がわずかに上がった
でも、拒否することなく、
二人で机に座ってページを開いた
📖´-
星月 理奈
糸師 凛
2人 (心地いい。)
ページをめくる音だけが、
静かな図書室に響いていた
am16:22
星月 理奈
星月 理奈
星月 理奈
糸師 凛
星月 理奈
糸師 凛
星月 理奈
星月 理奈
1days
~𝐄𝐍𝐃~