貴方は前世を信じてくれるのでしょうか。
いえ、きっと信じてくれるでしょう。
貴方はそういう人だから。
俺は前世を全て覚えてるのです。
盗賊になって盗みをしたり、刑務所から脱獄したり、夢に惑わされたり、鬼の呪いに脅かされたり、本物ソックリな映像を作る映画監督になったり
俺はいろんな世界で過ごしてきたのです。
どの世界にも大体貴方がそばにいてくださったけど、
今世の貴方は前世と比べて体が弱いでしょう。
その上、俺と貴方は話すこともない他人になってしまったでしょう。
貴方のお母様はずっと貴方を見ている俺を気味悪がっていつも窓を閉めてしまうでしょう。
まぁ...それはそうか、笑
今世で俺は貴方と喋れないでしょう。
でも、貴方には幸せになって欲しいのです。
来年、修学旅行があるみたいですね。
盗賊のときの癖で、盗み聞きしてしまいました。
でも貴方の体では来年まで生きられない。
だから、俺が─。
クロノア
こんなもの書いて....
クロノア
馬鹿野郎、ッ...
ぺいんと
ん?なんだここ
ぺいんと
あー、また、転生ね、なんで死んだっけなぁ...
ぺいんと
んー、戦うの飽きたなあ、もう戦う系はいいんだけど...次はどこだろ
ぺいんと
...普通の人間界っぽいな。
ぺいんと
てかこの突然人格が俺になるのやめてくれない?この人びっくりするじゃん!まぁこの人俺の生まれ変わりなんだけどさ!!?
ぺいんと
...まいいか、この人は...お、会社員。奥さんとかはいなそうだな
ぺいんと
じゃ。ちょっくら拝借して、お腹空いたしご飯でも買いに行きましょうかね。
ぺいんと
、!
薄めのパーカーを着た青年。
ぺいんと
、クロノアさん...?クロノアさ、
クロノア母
選んだ?
クロノア
うん...!
クロノア母
早く病院に戻りましょう。体が冷えるわ。
2人は会計をした後、すぐさま出て行った。
ぺいんと
病院、?なんか病気なのかな、クロノアさん....
何も考えず、俺は盗賊の頃の名残とも言える運動神経で2人の後をこそこそ追って行った。






