んッ…
こ、ここは…?
暗ッ…
あれ起きたのか?
ッ…
だれだッ…、!
カチッ
ぅッ…
黒羽
久しぶりだなぁ
黒羽
“No.130”
なんで…ッ
黒羽
俺の事覚えてるか?
No.921…か、
黒羽
よく覚えてたな
どうも…
黒羽
まぁなんでもいいけど
…
なおきりさんは…、?
黒羽
あぁ、あいつか…
黒羽
あいつは…
琥珀
死にましたよ
えッ…、?
黒羽
おいッ…
琥珀
あなたを守るため
琥珀
彼は死にました
なおきりさんが…ッ?
なん…でッ
いやだ…ッ
ぁッ…ぅぅ
琥珀
いくつか質問に答えてください
しつ…もん?
琥珀
大事な質問です
琥珀
あなたはなぜ
なおきりさんを殺そうとした?
なおきりさんを殺そうとした?
……
お父様に会うため…
琥珀
あなたはあの時
お父様に会いましたか?
お父様に会いましたか?
あの時…?
琥珀
白くて広い部屋にいた時です
あの時…は
言われた…殺せって
琥珀
でもあそこには
お父様はいなかった
お父様はいなかった
ッ…
琥珀
あなたはお父様の
幻覚を見たんですね?
幻覚を見たんですね?
琥珀
なおきりさんなにも反応
しなかったですもんね
しなかったですもんね
はッ…?
琥珀
お父様はもう
琥珀
死んでるんですよね
ッ!!
琥珀
可哀想に
琥珀
あのクソ野郎に縛られて
…
琥珀
おい
黒羽
琥珀…
琥珀
てめぇが何考えてんかは
知らねぇけどよ
知らねぇけどよ
琥珀
あんま調子乗んなよ
乗ってなん…かッ…
琥珀
お前みたいなやつは
大嫌いだ
大嫌いだ
黒羽
あ、おい!琥珀!
黒羽
待てよッ!
…
No.402…
…お父様…なおきりさん…
なおきりさん…ッ
会いたいよッ…
ありがとうってごめんなさいって
伝えたいのにな…
ゆあんくん!!
え?たっつん…?
大丈夫だった?
怪我してんじゃねぇか
シヴァさんにうりも
なんで…
ギュッ
えッ…
心配させんなよッ!
ッぁ…
うり…
ごめん…なさいッ…
あれ?なおきりさんは?
ッ…
死んだ…って
No.921とNo.402に言われた
は…?
何そのNo.って
俺が昔居たところでは
番号で呼ばれてたから
番号で呼ばれてたから
父親に…か?
そうだね…うん
まぁ血の繋がってない人ばっかだけど
拾ってきたり奪ってきた
子供が大半だった
子供が大半だった
なんやそれ…
よくわかんねぇけど…
なんでゆあんくんは
そんな父親に会いたかったんだ
そんな父親に会いたかったんだ
…
それ…は
約束守らないと
殺されちゃうから
殺されちゃうから
こわ…くて
死んでるんでしょ?
え、なんで?
多少はな
調べさせてもらった
調べさせてもらった
そ、う
…じゃあ俺らがあった奴は?
俺らがあったやつ?
そんなヤツいたか?
(そっか2人はあの時の記憶
ないんだったな)
ないんだったな)
多分あれは誰かの能力…
能力…
幻覚?それとも
姿を変えたり?
姿を変えたり?
詳しくは分からないけど…
…なぁゆあんくん
ん?
いや、やっぱいいや
今聞くような事じゃねぇし
わかった…
(これからどうやって生きよう…)
(お父様…)
(いつまで俺を呪うんですか…)
(約束…破ります……)
(悪い人間で…ごめんなさい)
(でも大丈夫です)
(もうすぐあなたの元に
行きますからね…)
行きますからね…)
(待っててください…お父様)







