ぺいんと
トラゾー
ぺいんと
コンちゃんは的確に俺たちを狙いながら器用に気を失っているしにがみの事を殺しに掛かっている
そのせいでトラゾーの動きは封じられ体力が消耗されている
おまけに2人とも近接で敵は遠距離も長距離もできる
トラゾー
コンタミ
コンタミ
コンタミ
切っても切っても生えてくる触手は厄介で全然近づけない
ぺいんと
もしも今手元にある剣が真打蜘蛛切ではなく鬼切安綱ならばもう少し本領を発揮できたかもしれない
ぺいんと
この剣を出すのでもいつもの数倍魔力を消費している
そして全て魔力がらっだぁのものにされて仕舞えばもう俺は本当に手遅れになってしまう
ぺいんと
????
ッバ
コンタミ
後ろを振り返ると眠っていたはずのしにがみが目を覚まし鎌を持っている
しにがみ
トラゾー
しにがみ
ぺいんと
ゴッ!
コンタミ
会話をしていると上から攻撃を仕掛けて来られ会話は強制終了させられた
しにがみ
トラゾー
ぺいんと
一気に戦況はこちらが有利になり先ほどの苦戦が嘘の様だった
しにがみ
コンタミ
ぺいんと
トラゾー
しにがみ
もう彼はほとんど動けず弱点にこの剣を当てれば消滅するだろう
ぺいんと
コンタミ
今の返答でもわかる様に俺以外が殺すときっと何らかがあるのだろう
コンタミ
コンタミ
コンタミ
ぺいんと
俺はその言葉を聞かない事にして彼の心臓部分に剣を刺した
刺した感触はなかったものの彼がいたところからドロドロの黒い液体が溢れ出す
意思のある物を殺してしまった ソレが魔女に作られた物でも俺からしたら立派な殺人だ
ぺいんと
そんな事を思っていると何も食べていないのに吐き気が込み上げてくる
しにがみ
トラゾー
ぺいんと
殺す意味は果たしてあったのだろうか?
そんな事が頭をぐるぐると回る
けれどそんなに休んでもいられないのも 事実まだしにがみの仲間がいるとあそこで聞いた
ぺいんと
しにがみ
トラゾー
ぺいんと
俺は吐きそうな気持ち悪さを抑え込んでこの場所から抜け出した
階段を上がっていくと明るい場所に出る事ができた
クロノア
彼がどうやらしにがみが話していた仲間の 1人らしい
しにがみ
トラゾー
クロノア
クロノア
ぺいんと
クロノア
ぺいんと
初対面の人からでも気付かれるほど俺は健康そうに見えないらしくとても心配そうに近寄ってきた
しにがみ
トラゾー
クロノア
しにがみ
コメント
3件
蜘蛛切!? クロノアさんが僕……なんか、可愛いw