花言葉は＿　完結済み

100いいねありがとうございます🫶🏻❤️‍🔥

あとは、君に別れを告げるだけ

長かった君との日々にも

近々終わる事だろう。

そんなの決まってる

今どこで何をしているかわからない君へ

ずっと“大好き”だったｯ

二人でベンチへ腰をかけ

僕はグッと泣くのを堪えながら

彼の事を全て話した

前々から彼との距離が遠くなってきてた事

彼との会話が徐々に減っていき

何を話すにも彼が機嫌を損ね

まともに話す事すらできなかった事

三ヶ月前から

異常に赤くんと距離が近くなってた事

気になっていた自分もいたが

彼に話す勇気がなかった事

そして約二ヵ月前

彼の浮気が発覚した事

全てを黄くんに話し，

黄くんは僕が泣いてしまって言葉が詰まってもずっと話を聞いてくれた

僕はそのまま黄くんの優しさに包まれながら

ずっと泣いていた

きっと彼の事が

本当に大好きだったんだろう

こんな僕が愛してごめん..ｯ

今は何が正解で何が不正解なのか

考える事すら出来なかった＿

彼とまだ仲が良かった頃に入れた位置情報アプリが起動していた

家にずっと前から帰っていたらしい

僕が泣きすぎてしまっていたせいか

あたりはもう薄暗くなってきていた

僕は手に抱えていた花をギュッと持ち

彼の元へ一歩一歩進んでいた_

心臓が飛び出そうなほど

ドキドキしていて

足もブルブル震えていた

大好きな彼に

いや、違う

大好きだった彼に

最後の終止符を打つために

ガチャｯ

もう怖い事なんてない

これが最後

この“白色のゼラニウム”を渡して

君とさよならするだけだ

ガチャｯ

目に入るのは

桃くん

そして“赤くん”だった

これは一体どういう状況なんだろうか

完全に寸前までキスしてたであろう近すぎる距離 言い訳もできないだろう

この場に及んで...無理があるだろｯ

やっとこの時が来た

浮気が発覚して約二ヵ月

やっと全部君に伝えられるよ...ｯ

黄くんの怒り混じった声にビビっているのか

反抗心が見えなかった

今にも消えそうな声で返事をする君にも

反抗心はなかった

僕の目から溢れる涙は

もう誰にも止められない

謝罪されても、僕の気持ちは晴れないけれど..ｯ

僕はグッと手に力を込め、白色のゼラニウムを渡した

僕は涙を零す桃くんから目を離して

玄関へ向かっていった

最後に君はそう言っていた。

全て終わったんだ。

大好きな人も大切な親友も..ｯ

大好き“だった”人ｯ

大切”だった“親友になったんだｯ

勢いよく君は頭を下げて

顔をあげた

君はそう言って僕を送り出した。

ガチャンｯ

愛してたよｯｯｯﾎﾟﾛﾎﾟﾛ

〰︎ end 〰︎

最後まで読んで頂き ありがとうございました🫶🏻❤️‍🔥 理想と違ったらすみません💦 初投稿で不安や難しい所もありましたが 書いててすごく楽しかったです！✨ これからは投稿するとしたら普通にBLだと思いますが...笑 またその時はよろしくお願いします！✨

初投稿ででしたので よければ感想をコメントで頂けると嬉しいです🫶🏻❤️‍🔥 いいねも待っております！🫶🏻❤️‍🔥 読んで頂き、ありがとうございました！🫶🏻❤️‍🔥

花言葉は＿　end