私は、鳳財閥の長女として生まれた
幼いひなた
学生の晶介
学生の慶介
その時の私は誰からも可愛がられ、愛情をたっぷり注がれていた
幼いひなた
学生の晶介
その頃の私は毎日が楽しくて仕方がなかった だって、生まれてきた意味なんて知る余地もなかったんだもの
幼いひなた
幼いひなた
幼いひなた
コンコンッ
学生の晶介
幼いひなた
ガチャ
学生の晶介
幼いひなた
学生の晶介
俺の為に生まれてきたんだ
幼いひなた
私はその時「だから怪我するな」とか、そういう警告をされると思っていた
警告、という点は合っていたんだよね
学生の晶介
幼いひなた
学生の晶介
バタンッ
幼いひなた
私は怯えていた 彼にあんな冷たい態度を取られたことが無かったから
その日から、私の幸せはボロボロと崩れ落ちていった
先生
児童
先生
児童
先生
児童
先生
幼いひなた
先生
お兄ちゃんに見られていると思うと、私は気が気でなかった
先生
先生
児童
先生
幼いひなた
先生
幼いひなた
児童
幼いひなた
幼いひなた
先生
違う、私はそこにいる……
学生の晶介
晶介お兄ちゃんに……謝ってるの……
幼いひなた
先生
児童
学生の晶介
怖い、お兄ちゃんが怖い
学生の晶介
ため息を付くお兄ちゃんが
学生の晶介
ぶつぶつと独り言を話すお兄ちゃんが
学生の晶介
学生の晶介
“デキソコナイ”と呼ぶその声が
幼いひなた
学生の晶介
幼いひなた
学生の晶介
幼いひなた
学生の晶介
学生の晶介
幼いひなた
幼いひなた
学生の慶介
学生の慶介
幼いひなた
学生の晶介
学生の晶介
幼いひなた
学生の慶介
浴びせられる温かみのない言葉で、私の心は冷たく凍っていった
学生の晶介
幼いひなた
学生の晶介
幼いひなた
学生の晶介
幼いひなた
学生の晶介
幼いひなた
学生の晶介
幼いひなた
すでにお兄ちゃんは私の事をもう妹と思ってないみたい
学生の慶介
学生の晶介
確かに私はデキソコナイかもしれないけど………
幼いひなた
もう終わったことだ
コメント
2件
擦り付けたのはあれだけど、結構お姉さんも辛い目にあっている。 ひなたちゃんをどうするか迷いどころ
お前まじでふさけんなよ! お前なんか○○○して○○○○して、それから、○○○○○して、海に捨ててやる!