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短編集 第2弾

「君と歩いた。」

君が亡くなったのは、去年の冬。

一緒にずっといたのにね。

私も消えてしまいたい。

でも、君は

「俺が死んでも、明るく生きろよ。」

って言ってくれたよね。

私、今では明るく過ごせてると思う。

君が亡くなってから半年は、1回も笑えなかった。

最後に二人で桜を見たかったね…

…ねぇ、帰ってきてよ…。

私、君がいないと生きてる意味なんかないよ!!

ねぇ!

どうして!

もう一回…「大好き」「ずっと一緒にいよう。」

って言ってよ…!

私は上を見上げた。

綺麗な青空…。

何か…聞こえてきそうな気がするんだ…

???

お前のこと…ずっと見守ってるから…。

…!?

なぜか、君の声が聞こえた。

絶対に君の声だった…

桜の花びらが舞散る…

それから数年後…

子供

お母さん!

奈由−ナユ−

なぁに?

子供

どうして、お母さんは桜が好きなの?

奈由−ナユ−

それは、初恋の人の声が聞こえてきそうな気がするからよ。

子供

ふーん…。その人はどこにいるの?

奈由−ナユ−

きっと…この青空の上で私たちを見ているわ。

今でも…君のことは忘れていない…

END

ミニ解説

奈由の彼氏の「君」は去年の冬、病気で亡くなった。

数年後、奈由はある人と結婚し、子供ができ、幸せな日々を送っている。

次回予告!

「明日はきっと明るい。」

❤、フォロー、コメントよろしくお願いします!

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130

コメント

6

ユーザー

ましゅめろんさん、いえいえ(*´∀`)

ユーザー

たぁ( ・д・)@ソレシャ☆所属さんフォローありがとうございます🎵

ユーザー

ありがとうございます!次回もお楽しみに!(*´∀`)

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