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紗來
Zzz...
ガチャ
ココ
あ、寝てたのか、
紗來
ｸｰｶｰ…
ココ
…じー
ココ
やっぱり赤音さんに似てる…
スっ！紗來の顔に近づく
ココ
バレなきゃいいよな…
グッ！
紗來
一君…だめだよ
ココ
…！
紗來
キスは好きな人としかしちゃいけないんだよ？
ココ
（赤音さんと同じこと…）
紗來
なんか誰かに似てるって言ってなかった？
ココ
起きてたのかよ！
紗來
いやー、一君が何かしてるなって思って！
ココ
実はな…
ココ
紗來が俺の好きな人似てたんだ
紗來
え…？（好きな人いたんだ…）
ココ
赤音さんって言うだけどな
紗來
そうなんだ…
ココ
でももう赤音さんは…
死んじまった
紗來
え、？
ココ
家事になったんだ、赤音さんの家が
ココ
それで俺は必死に助けようとして
ココ
火の中に飛び込んだ
ココ
そして助けられたと思った
ココ
けどその助けた人は赤音さんじゃなくて
ココ
弟のイヌピーだった
紗來
あ…、
ココ
けど俺はそいつを助けたことに後悔は無かった
紗來
そっか…
紗來
それで赤音さんは…どうなっちゃったの…？
ココ
赤音さんは病院に搬送された
ココ
全身火傷をおってな
紗來
そんな…
ココ
治すのには4000万かかるって言われてな…
紗來
4000万…！？
ココ
あぁ、それから俺は金を稼ぐためならなんでもした、
ココ
けど結局…
ココ
赤音さんは息を引き取っちまった…
ココ
一生守るって約束したのに…俺は…
守れなかった…
紗來
一君…
紗來
一君も辛かったよね、
ココ
！
紗來
たとえ守れなかったとしても
紗來
ココの気持ちは赤音さんにきっと届いてると思うよﾆｺ
ココ
…！紗來…
紗來
だって一生懸命その人の為に動いたんだもの
紗來
それで十分じゃない？
ココ
優しすぎるんだよ…紗來は…
紗來
それは一君も同じでしょ？
紗來
一君はいつも優しいからﾆｺ
ココ
（今の笑顔…）
ココ（小学生）
荷物持つよ
赤音
一君はいつも優しいねﾆｺ
ココ
やっぱり似てる…赤音さんに…
ココ
俺そろそろ部屋に戻るな
紗來
うん！わかった
ココ
話聞いてくれてありがとな
紗來
うん！あ、！一君！
ココ
なんだ？
紗來
夕方頃久しぶりにお母さんの顔みたいから××マンションに連れて行ってくれない？
ココ
あぁ、わかった夕方頃になったらまた呼びに来るな
紗來
うん！
ココ
また後でな
バタン ココが去っていった
紗來
そっか、一君は…
紗來
私の事が好きなんじゃなくて
赤音さんと
私を…
重ねてただけなんだ
夕方
紗來
えーと、この小説は…
ガチャ
ココ
××マンション行くんだろ？行くぞ
紗來
うん…！今準備する！
バタバタ
紗來
よし！行こっか！
ココ
あぁ、
マイキー
紗來、九井どこかに行くのか？
ココ
××マンションに
紗來
ちょっとお母さんに顔合わせに行ってくるの！久しぶりに
マイキー
そうか、あんまり遅くならないようにな
紗來
うん！
ココ
着いたぞ
紗來
ありがとう！行ってくるね！
ココ
あぁ、
PiiiiiiiNポーン！
紗來
あれ？出てこないな
ガチャ
紗來
って、え！？ドア開いてんじゃん！？
紗來
取り敢えず入ってみよ
紗來
お母さん、？
紗來
和室にいるのかな…？
スー
紗來
おかあ…
紗來
…！
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