第4話
「いつもの3人…?」
次の日 校庭
ケセド
…昨日のはなんだったんだろうな
ネツァク
さぁな、…急にあんな事になるなんて…
イェソド
原因不明ですからね…そこが怖い所です…
ジェバンニ
そうだね
ケセド
…ま、終わった事だし、気にする必要もないだろ
ダニエル
だな
1―A
ネツァク
あ~暇だな…
ジェバンニ
そうだね…
ネツァク
なぁ、ジェバンニ
ジェバンニ
どうしたの?
ネツァク
…昨日のあの言葉、あれどういう意味だよ
ジェバンニ
…さぁね?もう忘れちゃった
ネツァク
嘘ついてんじゃねぇよ
ジェバンニ
…
ネツァク
どうにも怪しいんだよお前ら(生前組)
ネツァク
そもそも、お前らはここに来た初日、すごく冷静だった、こんな不思議な訳わかんねぇ事が起こってるにも関わらず
ジェバンニ
それは…
ネツァク
答えろよ…お前らはなぜ俺達をここに集めた
ジェバンニ
…知らないよ、僕達だって被害者だ
ネツァク
…ならあの意味深な発言はなんだ
ジェバンニ
…それは教えられない
ネツァク
良いから答えろよ
ケセド
…まぁまぁ、そこまでにしたらどうだ?
ネツァク
ケセド…
ケセド
例えジェバンニ達が黒幕だったとしても俺達には何も出来ない…そうだろ?
イェソド
…ですね
ネツァク
…そうだな、
イェソド
…では、失礼しました
ケセド
じゃあな、喧嘩は程々にな
ネツァク
…分かった
1階 廊下
ケセド
…にしても、ネツァクめっちゃ怒ってたな
イェソド
…そうですね、そんなに気に食わなかったのでしょうか
ケセド
…まぁ、自分達の所謂分身?的なやつだしな
イェソド
…そうですね
2階 階段
イェソド
では、私はここで
ケセド
ん、じゃあな
イェソド
はい
2―A
ガラガラガラッ
ガブリエル
あ、おかえりなさい
イェソド
…はい
ガブリエル
どうしたんですか?元気がないですよ
イェソド
いえ、なんでもないです
ガブリエル
そうですか…なら良いんです
ほぼ同時刻 3―A
ダニエル
ん、おかえり~
ケセド
ただいま
ダニエル
珈琲いるか?
ケセド
…?貰って良いのか?
ダニエル
良いよ、俺もう1本あるし
ケセド
なら…貰っておく
ダニエル
持ってけ持ってけ~、
ケセド
ん、さんきゅ
ダニエル
礼なんて良いよ、俺もたまに貰うしな
ケセド
…確かに
これは…バレるのも時間の問題かもな…
ケセド
…?何か言ったか?
ダニエル
…いや、何も?笑
ケセド
…?そうか
第4話 ―終―