/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
千冬
ゆきさんに余計なこと言うなよ
千冬
遊びに行ったことになってるからな
イザナ
？おう
ｶﾞﾗｶﾞﾗ
瑠奈
松野！
凛
と…誰？
ゆき
あ、イザナ！久しぶり
イザナ
ゆき…ごめん
ゆき
へ？
イザナ
もっとお前の気持ち考えればよかった…
ゆき
全然いいよ
ゆき
だって喧嘩しても許し合うのが兄妹でしょ？
イザナ
ｯｯ…ありがとう
千冬
まぁ一件落着ですね
ゆき
あ、松野くん楽しかった？
千冬
はい、楽しかったですよ
イザナ
ゆき
ゆき
ん？
イザナ
ゆきがこいつのこと好きならいつでも一緒に暮らしていいから
ゆき
へ？
瑠奈
え？
凛
は？
千冬
…俺！？
イザナ
いやお前しかいねぇだろ
ゆき
な、なんで言うかな…
イザナ
え？付き合ってねぇの？
ゆき
付き合ってないよ…
イザナ
…松野やっぱりさっきのなし
千冬
え"…
イザナ
お前にゆきはまだ早い
イザナ
てか俺がゆきと暮らす
千冬
だ、だめなんすか…？
イザナ
だめ
ゆき
いつか！いつか一緒に暮らそう
ゆき
付き合ったらだけどねw
千冬
付き合います
ゆき
…ん？
千冬
俺はいつでも大歓迎です
ゆき
そ、そっか
ゆき
じゃあいつか、ね？
千冬
俺待ってますから
ゆき
分かった
ゆき
やっと退院できたぁぁ！
千冬
ダブルデートできませんでしたね
ゆき
申し訳ないな…
千冬
でも2人でデートしたらしいですよ
ゆき
じゃなくて松野くんに
千冬
え？俺ですか？
ゆき
せっかく彼氏役やってくれるって言ったのに…
千冬
全然いいですよ
ゆき
でも…
千冬
大事なのはゆきさんが健康でいることです
千冬
ほら、荷物持つんで帰りましょ？
ゆき
うん、ありがと
千冬
じゃあ俺はここで
ゆき
明日…卒業式だね
千冬
そうですね
千冬
いや〜…ゆきさんともう少し早く会ってたらな〜…
ゆき
私もそう思う
千冬
行く高校決まってるんですか？
ゆき
一応決まってるよ
千冬
ゆきさんはいい高校だろうな〜…
ゆき
いや、普通に市立だよ
千冬
え？公立じゃなくて？
ゆき
うん
千冬
じゃあ俺でも入れる…
千冬
俺もその高校行きます！
ゆき
…うん、待ってる
千冬
はい！
ゆき
あと…
千冬
どうしました？
ゆき
ジャージ返すね
千冬
あぁ、忘れてましたw
ゆき
私のジャージはあげるから
千冬
いやいや悪いですよ
ゆき
いいから、いらないなら捨てて
千冬
ありがとうございます
ゆき
辛くなったときはそれ見て思い出して
千冬
それだったらゆきさんの家行きますよw
ゆき
大丈夫、松野くんは勉強で忙しいだろうし来なくていいよ
千冬
え…？それってどう言う…
ゆき
あ、私明日の準備しなきゃ
千冬
あ、分かりました…
ゆき
ばいばい
千冬
さよなら
千冬
（明日気持ちを伝えるのか…）
千冬
（緊張するけど大丈夫だ）
千冬
（俺ならできる！）
千冬
（てか最後のどういう意味なんだろ…）
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページこの作品はいかがでしたか？
1,011
コメント
1件
ゆきちゃんと千冬ちゃんと幸せになれるか少し不安です‥。二人とも頑張って～!
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
