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キュキュッバコーン
キャ─ナーイスキー
幼い空桜
幼い空桜
お母さん
お母さん
お母さん
幼い空桜
お母さん
幼い空桜
この時からだ
私がバレーに興味を持ったのは
私は星野叶夏と星野優翔の娘だ
そして、3つ子の真ん中だ
私たち3つ子はアルビノだった
症状はほぼなく、髪が白いくらいだった
バレーボールは、初めてテレビで見た
スパイクが決まった時の歓声
テレビ越しでもすごいのが伝わった
バレーボールをやりたいと言ったのは小学一年生
まだ、3人とも有名人にはなっていなかった
バレーをやり始めて1年
2年生になった
そしたら、親からアイドルの話をされた
私以外は即OKしていた
私もOKした。
それでも、バレーは続けると
親も了承した
私は、バレーとアイドルどっちもやることになった
少し大変だった
どちらかといえばアイドルを辞めたい
辞めたいと言おうとしたら殴られた
辞めるならバレーをやめろ
そう言われた
殴られたのは2年生が初めてだった
でも、そこから日常になって行った
ため息ひとつはいたら
殴られる、蹴られる
とても有名人には見えないような動きだった
仕事のストレスを私にぶつけているような感じがした。私ではなく3つ子に
咲桜と青桜はアイドルを一生懸命やっていた
偉いなと思った
3年生になって、アイドルに専念した
中学に上がるまでは
中学に上がったらバレーにも少し戻った
頑張った
どっちも平等にできるように
そしたら、バレーではユースに選ばれた
親には言えなかった
私はバレーで世界ユースNo.1と呼ばれるようになった
親は元々テレビを見ないのでバレることはなかった
学校では普通に過ごしている。せめてアイドルということはバレないように笑顔で乗り切っている
今は高校生。たまに精神的に疲れる
無理をするなと言われるが、自分でどこからが無理をしているのかが分からない
私は、咲桜と青桜とは別の学校に行っている
アイドルを一生懸命やっているから
そして、アイドルは“3つ子”ではなく、
“双子”とその友達でやっている
アイドル咲桜、青桜は双子であって3つ子のもう一人は居ないと世の中に知られている。
まぁ、私の役割は笑顔で乗切ること
そうやって自分で決めているけど
本当はアイドルをやめたい
空桜
3つ子の長女 星野 咲桜(ホシノ サラ) 3つ子の3女 星野 青桜(ホシノ セラ)
𝕟𝕖𝕩𝕥➯➱➩
気が向いたら