/s/[storyId]/_components/heading/assets/back_arrow_icon.4081080bcaba67b8.svg){kind=icon}
/s/[storyId]/_containers/report-container/assets/more-icon.20cfac1b79e24f56.svg){kind=icon}
黄色い薔薇は咲かぬ日々 第7話
貴夾の当主様が屋敷にきてから数日経った。
もうすぐ……わたくしはこの家を去る
与根宮 桜子
ねぇ梨莉子
侍女 梨莉子
はーい？
与根宮 桜子
貴夾家でも……わたくしのこと支えてくれる？
侍女 梨莉子
…………
侍女 梨莉子
なにいってるんですか！！
侍女 梨莉子
もちろん私は死ぬまで桜子お嬢様について行きますので
侍女 梨莉子
貴夾家についていくなんて当たり前です！
与根宮 桜子
……そう
与根宮 桜子
ありがとう、梨莉子
侍女 梨莉子
どういたしまして！！
そして遂に貴夾家に行く日がやってきた。
桜子の父 与根宮 高俊
向こうで上手くやるんだぞ
与根宮 桜子
…………
与根宮 桜子
さようなら。
与根宮 桜子
今までありがとうございました。
桜子の父 与根宮 高俊
…………
御者
お手をどうぞお嬢様
与根宮 桜子
ありがとう
ﾊﾞﾀﾝ……
桜子の父 与根宮 高俊
…………
与根宮 桜子
…………
与根宮 桜子
ほんとに……最後まで最悪ね
ｶﾀﾝｶﾀﾝ……
貴夾家は帝都にある。
帝都なんて週に1回は行くのに今日は何故か全く知らない街のようだった。
貴夾家
与根宮 桜子
……（ここが貴夾家……）
貴夾家は煉瓦造りだったがどこか和風要素もあって、まさに大富豪の家らしかった。
貴夾家へようこそいらっしゃいました桜子様
与根宮 桜子
お出迎え感謝致します
与根宮 桜子
これからよろしくお願いします
…………
社長がお待ちになっています。応接間にご案内致します
社長、桜子様がお越しになられました
貴夾 寅彦
ご苦労
貴夾 寅彦
いらっしゃい桜子さん
貴夾 寅彦
どうぞ座ってください 茶を出させますから
与根宮 桜子
ご親切にどうもありがとうございます。お言葉に甘えて
NEXT.♡200
/s/[storyId]/_containers/next-in-series-container/next-in-series/assets/list-icon.c10ab777f3210550.svg){kind=icon}
作品ページ
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい！がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。
