前回までのあらすじ! 元の世界に帰り記憶を失ってしまった 監督生。 自分の生きている世界に違和感を感じ始め 不登校になってしまう。 そんな時、 謎の声が鏡の向こうから聞こえて…っ!?
ゆう
…。
ゆう
ちらっ…。
鏡
…。
ゆう
今日は…、鏡さん喋らないのかな?
鏡
『喋るよぉ〜♡』
ゆう
うわっ!!!びっ、…びっくりした
鏡
『あはぁっ♡
今日も元気じゃん』
今日も元気じゃん』
鏡②
『おやおや、どうやら本当に監督生さんと喋っていたんですね?』
ゆう
わっ!!!
声が増えた!??
声が増えた!??
鏡
『俺が呼んだの!』
鏡②
『お久しぶりです。監督生さん。』
ゆう
え?(私…この人とも知り合いなの?)
鏡②
『えぇ。もちろん
あなたのことは指先から足の先までなんでも知っています』
あなたのことは指先から足の先までなんでも知っています』
ゆう
ん??心読みましたか?
鏡②
くすくすっ…
いえ、あなたは思ったことが顔に出やすいので
いえ、あなたは思ったことが顔に出やすいので
ゆう
鏡さんからしたら、私の顔が見えているんですか?
鏡
うん!バッチリだよぉー
鏡②
ゆうさんから僕達は見えていますか?
ゆう
…。
鏡②
そうですか…。
それは残念です…
それは残念です…
鏡
俺たちねぇー双子なんだぁ♡
鏡
だからそっくりだよ
鏡②
性格はさほど似ていませんがね
ゆう
双子…?
ゆう
…。
ゆう
うつぼの…。双子
鏡
っ!!???
鏡②
ゆうさん!?
ゆう
たこ…。メガネ…?
ゆう
っ!!!ゔっ!!!
ゆう
(だめだ、思い出せない。
あと少しなのに…)
あと少しなのに…)
鏡
…。ゆっくりでいいんだよ。
ゆう
え?
鏡②
えぇ。
私達は何があってもあなたと一緒にいますよ。
私達は何があってもあなたと一緒にいますよ。
ゆう
(こっちの世界じゃ…。そんな人1人もいなかった…)
鏡
??
鏡②
監督生さん?
ゆう
…。
一方、ツイステッドワンダーランド
クロウリー
はぁ…。
クロウリー
今頃ゆうさんは何をしているんでしょうか…
クロウリー
ちょっと…。鏡で覗いてみましょうかね
ゆう
『あははっ!
うつぼの人魚なんて…!
冗談やめてくださいよ!』
うつぼの人魚なんて…!
冗談やめてくださいよ!』
鏡
『本当だってー。』
鏡②
『はい。もう1人はたこの人魚なんですよ』
クロウリー
っ!!!!??
クロウリー
鏡と喋っているということは…。
クロウリー
こちらの世界の誰かが勝手にゆうさんと
話をしている…。
話をしている…。
クロウリー
全く…。手が焼けますねー。
クロウリー
少しだけ…。見逃してあげましょう
クロウリー
(これで…。ゆうさんが何か思い出してくれるといいのですが…。)
マレウス
そうか…。
通信をとっているのか…。
通信をとっているのか…。
クロウリー
??
マレウス君。どうされましたか?
マレウス君。どうされましたか?
マレウス
いや、学園長室の前を通りかかったら
大きな独り言が聞こえてな。
大きな独り言が聞こえてな。
マレウス
少し寄らせてもらった。
クロウリー
…。
とか言っといて、最初からいたんじゃないんですか?
とか言っといて、最初からいたんじゃないんですか?
マレウス
ふふっ…。なんのことやら
マレウス
ところで…。
マレウス
もう、知っているんだろ?
クロウリー
何がですか?
マレウス
なぜ突然ゆうが元の世界に帰ってしまったのか
クロウリー
…。
マレウス
そう固くなるな。
マレウス
僕がすぐに連れ戻す
クロウリー
えぇ。頼みますよ。
クロウリー
私は、こちらで主犯の奴らを潰しておきますから。
マレウス
ふふっ…あぁ。
グリム
…。
グリム
(つい…盗み聞きしちゃったけど…。
一体主犯って誰なんだぞ?)
一体主犯って誰なんだぞ?)
クロウリー
気になりますか?グリム君
グリム
ふなぁぁぁぁ!!!!!
グリム
盗み聞きしてたの気付いてたのか!??
クロウリー
いや、あなたツナ缶の匂いがぷんぷんしてますし
クロウリー
まぁ、別に盗み聞きは許すとして…
グリム
ふなぁ…
クロウリー
そんな目で私をみないでくださいよ💧
グリム
教えるんだぞ…。
さっきの話の内容を…
さっきの話の内容を…
グリム
じゃなきゃこの学校ごと燃やしちゃうんだぞ!!
クロウリー
あぁ💧
クロウリー
わかりましたから!!
次回に続く…。