ハジメテ R（ﾒｰﾗﾝ🍜さんよりお借りしました）

attention 桃黒です。 R入ります。 ﾒｰﾗﾝさんの作品読んでください。

ないこと付き合って数ヶ月

付き合ってからまぁ経つし、泊まるぐらい普通だろう

メンバーで何回か泊まりに来たことはあるが、1人で来るのは初めてで

いつもと変わらない会話

いつもと変わらない景色

食べ終わって数時間後、ないこもシャワーを浴びて俺の番

お泊まり会的な雰囲気に浮かされて、軽い足取りで脱衣所へ向かった

風呂を借りて、出て、拭いて、 あとは服を着るだけ

着るだけ…だが……

俺とないこは身長差がまぁある

ないこのスウェットでは俺には大きい

ドアの外から声が聞こえる

俺の静止は届かず、ドアが開く

ないこからドライヤーを受け取って洗面台の前に立つ

コンセントを刺して、スイッチを入れて、髪に温風を当て、乾かしていく

ｶﾁｯ

俺の乾かしている姿を凝視するないこ

「気にしないで」と言われた以上何も言うことが出来ず、そのまま乾かし続けた

髪を乾かすアニキを見つめる

首筋に沿って伝う水滴がエロい

鳴かせたい

そう思った時にはもうドライヤーをアニキの手ごと掴み、項に口付けていた

振り返ったアニキにキスする

突然のことについていけていないアニキ

チャンスとばかりに舌をねじ込む

「離さない」

そう言わんばかりにアニキの腰と後頭部をホールドする

俺らにとっては深いキスも初めてのこと

流石にがっつき過ぎた

顔を真っ赤にして固まるアニキ

アニキの顎を掴んで鏡に向かせる

頬は火照り、目は潤んで、その奥には微かな期待を含ませているにきと目が合う

アニキを持ち上げて、俺は脱衣所を出た

ベットにアニキを横たわらせてその上に乗る

そのまま覆い被さるようにキスをする

なるべくキスに集中出来るように深く、深く

アニキの手が俺の首に回り、舌が絡まる

夢中でキスするアニキをよそに、自身の手にローションを塗りたくり、解す

急な異物感にびっくりしたんだろう

また身体が強ばる

顔を逸らしたアニキをまたこちらに向かせ、キスする

俺の言う通りに懸命にキスしてくる姿が愛おしくてたまらない

しばらくくっ付けていた口がゆっくりと離れる

ナカに入っている三本の指をバラバラに動かしながら尋ねる

入口に自身を押し当て、ねじ込む

圧迫されて苦しいのか、目を瞑るにき

涙が溜まった目がゆっくりと開き、金色と黒のグラデーションになった瞳に俺が映る

その後はひたすらキスして、好きと言って、言われて

甘く濃い時間を過ごした