私しかいない部屋で、片付ける。
なによりも、静かだ。
哀歌
ガラスの破片にうつる私の顔は
酷く疲れていた。
病気のように肌が青白く、まるで生きていないかのようだ。
そして、怯える顔をしていた。
一つ一つの出来事を拾い集めるように、
ガラスの破片を拾っていた、
失った何かを拾い集めているようで
心が満たされていった。
ただ無心で、拾っていると
ぱしっと、手首を掴まれた
哀歌
サッチ
サッチ
なんで、どうして。
また、優しくするの?
しないでって、何回も言ったのに。
サッチ
哀歌
サッチ
哀歌
手から破片を奪われた
サッチ
サッチ
哀歌
サッチ
そう言い残して、部屋を出ていった。
1人、ひとり部屋に残された私は、
ただ、彼の出ていった扉を眺めていた。
マルコ
夢主
胸がズキリと傷んだ。
マルコ
私が、やってしまったのだ。
そう思うと、また、胸が痛む。
サッチ
哀歌
ふらりと彼はまた現れた。
コメント
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えーと、一応聞いときます…… 貴方は神様ですか?
今日も面白かったです(*´˘`*) これからも頑張ってください(*•̀ㅂ•́)و✧