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みかん
みかん
みかん
みかん
みかん
澄夏
翠
みかん
みかん
もう、忘れかけていたこと。 大きな木の影に隠れた古いベンチに、私は足をばたばたさせて座っていた。
澄夏
そう言って澄夏が近づいてくる。
翠
澄夏
翠
澄夏
澄夏
翠
汗をかいた水色の袋をベリっと開ける。
翠
澄夏
二人でそれを取り出し、まるでお腹を空かせた獣のようにかじりつく。
翠
澄夏
淡いソーダ味のそれが口いっぱいに染み渡る。
夢中になってそれを口に放り込む。
翠
澄夏
つまんないの、と少し湿った木の棒を地面に放り投げた。
澄夏
翠
澄夏
そう言いながら澄夏は自分が持っていた棒を口で咥え、地面に落ちた私の棒を拾う。
翠
…あれ、この時私は…なんて言ったけ…
澄夏
そう言って微笑んだ澄夏の顔しか、思い出せなかった。
もう、思い出すことはないもの。
澄夏
いつものように、僕はあの場所に行った。
でもそこで交わした会話は、いつもと違った。
澄夏
澄夏
そう言って泣き出した僕に君は笑った。
翠
澄夏
翠
翠
澄夏
僕は潤んだ瞳で精一杯君を睨んだ。
すると君は急に真剣な顔になって、
翠
翠
と言った。
翠
と。
そして2人で笑った。
澄夏
僕は照れながらも勢いでそう言った。
翠
ふいに君はそう言って、 いつものように僕はじゃんけんに負けた。
溶けたそれを食べ終わり、君の棒も捨てに行こうとした時、君は言った。
翠
…あれ?この時僕は、君になんて返したっけ…?
いつもの脳天気な顔と逆に、悲しげな君の顔しか、思い出せなかった。
みかん
みかん
みかん
みかん