TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

⚠注意事項⚠ ・この作品は"死ネタ"です ・類が始めの方ちょいクズ(司に無関心寄り) ・彰人&冬弥が付き合ってます(メインは類司なので、登場少なめです) ・とある小説に影響を受けて書き始めました、オマージュとして見ていただければ幸いです ・誤字脱字は確認しておりますが、もしあった場合はこっそり優しいコメントで教えてください

📕))『愛されることは幸福ではなく、愛することこそ幸福である』

……

…よし

サチヤ

どこか行かれるのですか?

あぁ、少しね

サチヤ

司さんとは一緒に帰らなくても良かったのですか?

司くんは今日ご両親が居ないから家事をするために早く帰ったよ

サチヤ

ここは、1年生の廊下ですね?

そうだよ

冬弥

神代先輩…?

彰人

げ…なんでこんなに最近神代センパイと会うんだ

神代先輩、こんにちはー!!

また爆発とか起こそうとしてませんよね?

ふふっ、オーディエンスが少ない放課後にはしないよ

今日は君たちに頼みがあってね

頼み…ですか?

冬弥

俺たちに出来ることがあればなんでもおっしゃってください

彰人

演出に付き合ってくれとかいう無茶な頼みは無しっすよ

来週のどこか予定が空いていたりしないかな?

司くん達と身近な人だけ集めてショーをしようと思うんだけど、どうだろう?

冬弥

……すみません、来週はイベントがあって

彰人

練習も大詰めでやらなくちゃいけないんで…

んー、めっちゃ行きたいんだけどなー!!!こはねも絶対喜ぶし!!

でも、しょうがないよね…あたしたちは、あたし達の夢があるもん!!

冬弥

せっかく誘っていただいたのにすみません

いや、気にしないでくれ

練習、頑張ってね

サチヤ

今度は、別の学校…ですか?

あぁ、ここは女子だけが通う学校…

宮益坂女子学園だよ

えむ

あれ?類くん?

えむ

司くんは家の用事で練習おやすみだけど、寧々ちゃんは一緒じゃないの?

あぁ、寧々には先に向かってもらうよう連絡を入れたんだ

今日はえむくん以外にも用事のある人がいてね

???))「あら、そこにいるのは神代さん?」

こんな所で会えるなんて嬉しいわ〜

こんにちは、神代さん

みのり

こんにちは!!

愛莉

こんにちは、神代さん

愛莉

会うのは久々ね、元気だったかしら?

ええ、みなさんもお元気そうで良かったです

あの、少しだけお時間いいですか?

あら、私たちに?

もし良かったら、今週のどこかで司くんと会って欲しいんです

みのり

司さんと?

愛莉

司くんって、咲希ちゃんのお兄さんよね?

突然、なんでですか…?

えーっと…知り合いを集めてショーを見てもらおうと思って

忙しいのは分かっているのですが、時間を作って来てもらうことは出来ないかと…

愛莉

あいにく、今は仕事が立て込んでて…

そこを何とか、時間を作れないですか?

みのり

えっと、私もショーはとても気になるんですが…

時間を作ることは難しいかと…

神代さん、ごめんなさいね…

…いえ、お忙しい中すみませんでした

お仕事、頑張ってください

えむ

類くん、ショーするの?

たまには、普段僕たちと関わりの深い人たちを集めてショーを見てもらおうと思ってね

えむ

おぉ✨

えむ

それ、とってもわんだほいだよ!!

えむ

じゃあ、あたし明日咲希ちゃん達とか朝比奈センパイが来れるか聞いてみるね!!

ありがとう、えむくん

用事も済んだし、一緒にステージに向かおうか

えむ

うん!!

〜練習中〜

はぁ…

サチヤ

あなたの性格らしくありませんね

サチヤ

自ら人に話しかけに行こうと積極的になるのは

僕は知り合いだったら普通に話しかけに行くさ

サチヤ

そうですか

…サチヤくんって、時々そんな感じになるよね

サチヤ

そんな感じ…とは?

どこか冷めているというか

見た目も中学生っぽいし、思春期真っ只中って感じだね

サチヤ

前にも言ったかもしれませんが

サチヤ

人間にも色んな性格があるように、死神にも色んな死神がいるんです

サチヤ

もちろん、見た目も様々です

例えば、どんな死神がいるんだい?

サチヤ

そうですね…僕の相方は骸骨のお面を被って、おもちゃの鎌を持っています

話を聞くだけだと、面白いイメージしか浮かばないな…

サチヤ

その格好の方が説得力が増すんだそうです

というか、僕が言うのもなんだけれど、友達いたんだね

サチヤ

友達じゃありません、仕事間での相方です

そういうことにしておくさ

寧々

通話終了

通話
00:00

寧々から電話?

もしもし?

寧々

類、さっき言ってた予定のショーなんだけど

寧々

私の知り合いは全滅だった

そうかい、じゃあ他に…

寧々

ねぇ、類…どうしたの?

どうしたって…僕は変なことを言ってるかな?

いつもやってるショーを日頃のみんなに感謝の意を込めてやろうとーー

寧々

青柳くんたちやモモジャンの皆に伝えて回ってるんでしょ?

寧々

えむから聞いた、類が、必死な顔で誘ってたって

寧々

なんで、急に感謝のショーをやろうって言い出したの?

寧々

青柳くん達もモモジャンのみんなも練習や用事で忙しいんだし

寧々

それは、みんなの予定を無理に空けさせてまで、やらなきゃいけないこと?

っ……

寧々

類、1回落ち着こう?

寧々

確かに来年になったら類達も受験でまともにショーが出来なくなるかもしれないけど

寧々

でも…

分かってるよ…っ

僕だって、必死なんだよ!!

寧々

!!

ハァ…ハァ……ハッ!

…ごめん

しばらく、頭を冷やすよ

寧々

…うん

サチヤ

今のあなた、傍から見たらおかしい人ですよ

ちょっと黙ってて

サチヤ

……

…ごめん、君は悪くないよね

サチヤ

いえ、特に気にしてません

サチヤ

神代さんのお気に触ったようでしたら、謝ります

…類でいいよ

苗字より、名前の方が短くて呼びやすいでしょ

サチヤ

…分かりました、類さん

☔☔☔☔

雨…

サチヤ

災難ですね、傘もありませんし

すまないね、君まで雨の中を歩かせてしまって

サチヤ

僕に雨は当たりませんので大丈夫です

……

(…分かってる)

(…無理を言ってることなんて分かっている)

(でも僕はただ…司くんに笑っていて欲しくて、それだけなのに…っ)

???))「…類?」

そこで、何してるんだ…?

司…くん…?

お前、びしょ濡れじゃないか…傘は無いのか?

…うん

全く…ほら、傘に入れ

…うん

今日はオレが送ってやろう

スターの送迎なんて、今しか体験できないぞ

……うん

今、買い出しに行った帰りでな

お駄賃の余りで肉まん買ったんだ、半分食べるか?

…っ、うん

2人だけの秘密だぞ

…うん…っ

(ーー雨に降られてて、良かった…)

(今、きっとかっこ悪い顔してるし……)

🥟((パクッ

…しょっぱ

【類司】君と僕の13日間

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

106

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚