主
主
主
主
主
主
⚠️注意⚠️ BL nmmn ご本人様と一切関係ありません 通報、荒らし、シェア、パクリ等禁止 ぱくってません 地雷さん回れ右 エセ関西弁 誤字脱字🈶 コメント欄でご本人様のお名前を出すのは御遠慮ください
悠佑
If
悠佑
朝起きれば、優しそうに微笑んでいる君。ああ、その笑顔が好きだなぁなんて無意識に思う
If
悠佑
If
今日は後輩と歌の練習に行く日。最近歌い手を始めたらしく、歌を教えてほしいのだとか。俺みたいにバンドっぽい強い歌い方を会得したいのだと何度もDMが来て、その熱心さに俺も火がついてしまったのだ
If
悠佑
If
悠佑
どっちが彼氏なのだろうかとつくづく思う。俺の事になるとすぐ子供のようにただをこねる。そんな様子も可愛らしくて好きなのだが
If
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
こうやってかっこいいのも、可愛いのも、俺の事を愛してくれる君が本当に好きだ。まろも溺愛し過ぎだと思うが、俺も大概だな
悠佑
甘い朝に幕を閉じ、まろの彼女から歌い手、悠佑に戻る。するとまろもそれに対応して
If
そう言って玄関まで見送ってくれた
後輩
悠佑
後輩
悠佑
悠佑
後輩
悠佑
ペコペコとしている後輩を前にして、過去の自分とは大きく変わったなと実感する。昔の俺ではなく、いれいすとしての俺なのだと
悠佑
後輩
悠佑
さてどれくらいなのだろうか。歌声は聞いたことがない。けれど高校の頃軽音楽部でボーカルをしていたと聞いたので、ある程度歌えるだろうとは踏んでいる。
後輩
後輩
悠佑
鳥肌が立った。体に電撃が走った。今までこんなことは無かった。歌でこんなに圧倒されたことなんて。1度も
悠佑
この子には歌の才能がある
誰か聞いてもきっと思うだろう。歌を歌うために生まれてきたような、そう思わされるくらいの歌だった。そしてふと思った
悠佑
後輩
悠佑
後輩
悠佑
後輩
悠佑
後輩
悠佑
でもその時ふと彼の顔が頭を横切った。そう、まろだ。好きの形は違うけど、Loveとして、恋としての好きはまろしか居ない
後輩
悠佑
なんだか複雑だった。おかしいな。リスナーさんに言われてもなんにも思わないのに
後輩
悠佑
後輩
後輩
悠佑
やだ。やめて。だめ。まろは、まろは…
言え、まろは俺のだって。言わないと。言え。言うんだ。
悠佑
後輩
いえなかった。そんなこと。だってまろが誰好きになろうとまろの自由なんだから。俺が拒んだらいけない
悠佑
後輩
するとさっきまであんなに下手に出ていた後輩の目付きが、目の色が変わった
後輩
悠佑
後輩
後輩
後輩
後輩
そうして、後輩は出ていった
俺は何があったのか理解が追いつかなかった。そして数分後
悠佑
俺は昔と何一つ変わってない
悠佑
If
If
悠佑
帰る道のり。ずっと色んな考えが頭を巡った。自分が大きくなっただなんて自惚れていたことに恥ずかしかった。何一つ変わってないのに、変わったのだと勝手に思い込んでいた自分の馬鹿さ加減に呆れた
If
悠佑
話せない。だって話したら君はもしかしたら呆れてしまうかもしれない。こんな恥ずかしい自分を知られたくなかった。嫌われたくなかった
後輩のことも考えないでほしかった
数日後
ないこ
If
りうら
-hotoke-
初兎
ライブの練習の帰り。駅まで同じだからメンバーで仲良く駅に向かう
悠佑
あれ以来、自分の歌声を聞くのが嫌になった。自分の歌い方が嫌になった。配信で歌枠が出来なくなった。雑談だの、ゲームだの、苦手なホラゲだってやるようになった
歌えない俺は必要だろうか
後輩
If
後輩
後輩
あの時の後輩だった。俺には目もくれず、まろの元へ駆け寄り、自分の名刺をまろに差し出す。それをメンバーも興味津々で見ている
If
後輩
ないこ
If
後輩
後輩
If
ないこ
後輩
If
ないこ
あぁもうヤダ
りうら
初兎
-hotoke-
その一心で俺はその場から逃げ出した
悠佑
どれくらい走ったのだろう。ここがどこか俺も分からない。けれどスマホもあるし、都心だから遭難とかそういう系のことは大丈夫だろう
悠佑
走っている間、ずっとスマホが揺れていた。きっとメンバーが連絡してくれてたのだろう。けれど、何も見たくなかった。だって思い知ってしまった
俺はまろの隣に相応しくない
相応しいのは後輩だって
悠佑
歌声を聞いた時から思っていた。まろと歌ったら似合うだろうなって、聴いてみたいなって思ってた
でもそれは歌い手として。恋愛としては考えてなかった。けれど、さっきのあれを見て、もう辛くなってしまった
歌が上手くて、歌の相性も良くて、あのまろの優しそうな顔。食いつく後輩。その2人の様子を見て、カップルみたいだなって思ってしまった
悠佑
俺はこんなに醜い。あんなふうにまろに言いに行くことは無いし、歌だって力強い。バラード系には似合わないって歌ってみたをあげる度にコメントが来ていた
わかってた。ああいう後輩みたいなタイプの方がいいって。俺もああなりたかったって。まろと出会って、まろと歌って、自分の歌声がもっと好きになったのに
悠佑
悠佑
悠佑
悠佑
悠佑
悠佑
まろのことも…
悠佑
悠佑
If
悠佑
後ろから感じる温もり。ふわりと香る大好きな君の香り。耳にかかる息切れ
If
悠佑
If
If
悠佑
後ろから抱きついていたまろか、正面にしゃがむ。話したい。この気持ち、この不安を全部拭い去りたい。けれど俺に非がある。だから俺が受け止めへんといけない
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
If
悠佑
すると俺の頬に手を添えて
If
暖かい、優しいキスが降りてくる。驚きで目を開けたままにしてしまったが、目を閉じているまろが美しかった。綺麗だった
If
If
If
さっきまで泣きそうになっていたのは俺の方なのに、今では君の方が泣きそうで、話さずには居られなかった
If
If
悠佑
If
If
If
If
If
If
悠佑
でもその言葉が欲しかった。どこかで求めていた。だからもう不安はない。あんなに不安になっていた、メガティブになっていた自分を疑ってしまうくらいだ
If
悠佑
If
そうして君は手を差し出す。その手を取り、俺たちは歩き出す
俺の隣は生涯まろだけ
コメント
3件
ふぇっ…めっちゃ好きですっ、、結構前から見てたんですけど主さんの物語めっちゃ好きなんです( ◜ω◝ )♡♡ ちょっと後輩がメンバーみんなからシバかれる妄想でもしときます